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建築士の製図での手書きの上達方法【図面の打合せは結局手書き】

2019/06/28

『建築士で製図は手書きで書けって言われるけどどうやればうまくなるの?』

『そもそも手書きじゃなくてCADでいいじゃん?』

と悩んでいませんか?

この記事では、一級建築士やに二級建築士を目指している方に向けて、建築士試験の製図が手書きの理由、手書きの製図の上達方法をご紹介します。

この記事を読むメリット

  • 建築の製図で手書きでできるようになった方が良い理由がわかる
  • 手書きの製図の上達方法がわかる

記事の信頼性として、自己紹介を簡単にします。

私は建築学科の大学院を出ており、ゼネコンで10年ほど働いています。

一級建築士も持っています。

なので、この記事の信頼性はあると思います。

それでは、ご覧ください。

建築士の製図が手書きな理由

結論から言うと、手書きが一番製図の基礎を見るのに適してるからです。

なぜなら、初期の打合せなどは結局手書きの図面やスケッチだからです。

なので、製図はフリーハンドで書けるようになったほうが良いです。

具体的な例をだすと、手書きの方がその場で打合せした内容を具体化しやすいからです。

もし手書きよりCADの方が、内容を表現しやすかったとしたら、漫画家の人はみんなCADを使いますよね?

でも実際はそうはなっていません。

IT化した漫画も、使ってるのは手書きの感覚で書けるタッチペンを使っています。

ですので、手書きの方が表現しやすいのです。

その表現しやすい手書きで表現できないということは、製図のことを理解していないということです。

製図の理解度を見るために、建築士の製図試験はいまだに手書きなのです。

一方で、製図はCADの方が早いし、実務でもCADを使うのだから、試験でもCADにするべきという意見もあります。

確かにその通りで、CADの方が早くてきれいな図面が書けます。

しかし、それでも手書きで図面を書けるようになったほうが良いです。

手書きでその場で図面を書いてお客さんに提案できると、お客さんのみる目も変わりますし、信頼されます。

さらに言うと、CADを使った製図は外注することが多いので、CADがあんまりできなくても手書きさえできれば図面を作ることはできます。

なので、建築士の製図試験がCADになろうがなるまいが、手書きで図面を書けるようになりましょう。

手書きの製図の上達方法と必要な力

結論から言うと、トレースをたくさんすると、製図がうまくなります。

なぜなら、製図には3つの力が必要だからです。

3つの力とは

  • 想像する力
  • 書く力
  • 表現する力

のことです。

想像する力とは、書きたいものを明確にイメージする力です。

書く力とは、イメージしたものをイメージ通りに書く力です。

表現する力とは、書いたものを、図面のルールに沿ってわかりやすく表現する力です。

例えばトイレの図面を書くとき、まずトイレの標準的な寸法や形を明確に想像します。

標準的な寸法が頭に入っていないと書けません。

基本的な納まりを頭に入れるのは、繰り返し書くトレースが有効です。

次に、イメージしたトイレを正確に書き起こします。

イメージしたものを正確に書くには、まっすぐな線を書いたり、均一な太さの線を書く練習をしていないと難しいです。

均一でまっすぐな線を書けるようになるには、たくさん練習するしかありません。

その練習に最適なのが、トレースです。

そして、書き起こしたトイレを、図面のルールに合わせて表現しなければいけません。

その図面のルールを体に染み込ませるのにも、トレースが便利です。

一方で、新しい問題をどんどん解いた方が良いという意見もあります。

確かにその通りで、いろんな問題を解くことで、いろんな表現のしかたや、使いやすい工夫などが見つかります。

ですが、基本を身に付けていない段階でやると、混乱して何が正しいかわからなくなります。

大切なのは基本を押さえることです。

なので、トレースをたくさんして基本を押さえましょう。

まとめ

『建築士で製図手書きで書けって言われるけどどうやればうまくなるの?』『そもそも手書きじゃなくてCADでいいじゃん?』と悩んでいて、一級建築士やに二級建築士を目指している方に向けて、建築士試験の製図が手書きの理由、手書きの製図の上達方法をご紹介しました。

内容をまとめると、建築士の製図が手書きな理由は、手書きが一番製図の基礎を見るのに適してるからです。

手書きの製図の上達方法は、トレースをたくさんすることです。

参考にして、手書きの製図がうまくできるようになってもらえたら嬉しいです。

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