なり方、取り方 一級建築士

20代で未経験から建築士に転職するには?【第二新卒もOK】

2020/07/01

20代で未経験から建築士に転職するにはどうすればいいんだろう?

こんな疑問にお答えします。

この記事を読むメリット

  1. どうすれば建築士になれるかわかる
  2. 建築士の種類や仕事、収入がわかる

私のことを簡単に自己紹介すると、ゼネコンで10年ほど働いていて、一級建築士も持っています。

この記事はだいたい2分くらいで読めるので、サクッと見ていきましょう。

そもそも建築士とはどんな仕事?

そもそも論ですが、建築士がどんなことするかわかっていない方もいると思うので説明します。

建築士の仕事は、一言で言うなら設計と監理です。

ですが、設計や監理といわれても、実際どんなことをするかイメージしにくいですし、色々ジャンル分けされてるので、初心者向けにさらっとご紹介します。

建築士は大きく分けて3種類

まず建築士は大きく分けて3種類です。

建築士の種類

  • 木造建築士
  • 二級建築士
  • 一級建築士 

それぞれ設計できる建物の規模が違います。

建築士の種類別業務範囲 建築技術教育普及センター

一級建築士は無制限に建物を設計可能です。

一級建築士と二級建築士のこまかな違いは、こちらの記事で解説しています。

建築士の仕事内容

建築士の主な仕事

  • 設計
  • 監理

の2つが基本です。

細かいのは無数にありますが、大きいのはこの2つになります。

 設計の種類は3パターンある

設計とは、皆さんのイメージ通り、建物をデザインしたり計算したりする仕事ですが、設計にも実は3パターンあります。

設計の種類

  • 意匠設計
  • 設備設計
  • 構造設計

意匠設計はデザインや配置計画、設備設計は電気、空調、水道など、構造設計は建物が壊れないか計算、のようなイメージです。

 監理の仕事内容はチェック

監理とは、建物が設計通りに作られているかチェックすることです。

思ったよりも設計図で意図を伝えるのは難しいものなので、しっかりとチェックが必要になります。

やりがいと大変なことは?

建築士のやりがい

  • 自分で考えたり計画したものが形になる
  • 一人では難しいことを仲間と達成する

これらは、わかりやすくやりがいを感じます。

この建物を設計した、イオンのショッピングモールを設計したなどと言えるのは、やはり魅力的です。

大変なことは、設計した建物に設計ミスがあると、大きな損害になるため、小さなミスも見逃さないようにする必要があります。

また、関わる業者がたくさんいるため、連絡や細かい調整がたくさんあるのも地味に大変です。

そして、やるべきこともたくさんあるので、残業が長くなりがちなのも大変です。

年収と将来性はどれくらい?

平均年収は二級建築士で450万円、一級建築士で739万円です。

なぜなら、一級建築士はかなり難易度の高い資格だからです。

将来性としては、引き続き需要があり続ける資格でしょう。

理由としては、設計などの建築の仕事は、リノベーションやリフォームなどもあり、なくなることはないからです。

しかも、設計偽装問題などで建築士の資格がむずかしくなった結果、現在建築士の数が足りていません。

そのため、令和2年から法律が変わり受験資格が緩和されました。

そういった背景からも、建築士の需要がなくなることはないでしょう。

受験資格の緩和について、より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

建築士の受験資格を得る方法は2つ

未経験から建築士の受験資格を得るには、実務経験を重ねるか、専門学校に通いましょう。

転職して実務経験を重ねる

おすすめは転職して実務経験をゲットする方法です。

転職がおすすめの理由

  1. 生活費も稼げる
  2. 業界の基礎知識も学べる
  3. 憧れと現実があっているかも確認できる

具体的には、設計事務所で模型を作って、設計者の仕事を観察したり、現場監督になって、設計者と打ち合わせしたりすると良いでしょう。

ですが、転職よりも専門学校に通った方が良いという意見もあります。

最短の方法は専門学校に通う

建築士の受験資格を得る最短の方法は、専門学校に通うことです。

なぜなら、専門学校を卒業すれば受験資格がゲットできるからです。

具体的に言うと、2年で卒業すれば、2年で受験できるので、実務経験から受験する場合に比べて5年早く受験できます。

とはいえ、専門学校に通うと学費がかかりますから、仕事を辞めて急に通うという訳にもいきません。

専門学校に通うなら仕事はやめるな

専門学校に通うなら仕事を辞めずに、夜間学校や通信でできるかどうかを検討しましょう。

理由としては、働きながら通うことができるので、お金の心配もいらないからです。

実際、現実的な案なので、建築士になりたいという知り合いの設計補助の方も、夜間の専門学校に通っていました。

そうは言うけれど、実際のところ転職できるかどうかわからないじゃないか、という意見もあります。

ですので、まずは転職エージェントに相談することをおすすめします。

まずは転職エージェントに相談

というわけで、おすすめの転職エージェントをいくつかご紹介します

それぞれ特徴や強みがあるので、複数登録しておくと便利です。

登録だけならだいたい無料ですから。

リクナビNEXT

リクナビNEXTは大手のリクルートが運営している転職サイトです。

圧倒的な大手の力でリクナビNEXTにしか載っていない求人がたくさんあります。

スカウトも届くので、自分から応募しなくても自分を欲しがっている会社からメールが直接きて、自分の市場価値がどのくらいなのか判断することも可能です。

登録は無料なので、転職を考えているなら登録しておくと良いでしょう。

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第二新卒AGENTneo

第二新卒エージェントネオは、第二新卒以外でも20代に強い転職エージェントです。

なぜ20代に強いのかというと、スピード感がすごいからです。

初回の面談があるんですが、その面談でヒアリングしてくれた後にそのまま求人を紹介してくれたりもします。

その間わずか2時間。

最短で3日で転職先が決まることもあるので、爆速のエージェントです。

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転職会議

転職会議は、本格的な転職活動を始める前に登録しておきたいサービスです。

なぜなら、企業の口コミが見れるので、なんとなく企業を探しているような時に参考になるからです。

会員登録すると2日間、口コミを投稿すると90日間口コミが見れるので、企業の内情を知るのに便利です。

転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

キャリアスタート

サポートが手厚く、返信や対応もスピーディーなのが特徴の転職エージェントです。

20代の転職に強いのが売りになります。

申し込むとすぐに電話やメールがきます。

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とらばーゆ

とらばーゆは女性のための転職サイトなので、女性の建築士、設計士を目指している方におすすめです。

運営元もリクルートなので大手で安心です。

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ポジウィルキャリア(旧ゲキサポ)

ポジウィルキャリア(旧ゲキサポ)はマンツーマンで転職をサポートしてくれるサービスです。

履歴書の書き方、職務経歴書の書き方、面接対策もしてくれます。

こちらは転職サイトではなく、転職の相談にのってくれるサイトです。

転職サイトは熱心に転職を勧めてくる一方で、自分のキャリアを総合的に相談できるのが魅力でしょう。

初回無料で相談できるので、本気で悩んでいるなら試す価値はありです。

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まとめ

この記事では、「20代で未経験から建築士に転職するにはどうすればいいんだろう?」

こんな疑問にお答えしました。

まとめると、専門学校に通うか、建築業界に転職することで、未経験でも建築士になれます。

この記事を参考に、一級建築士や二級建築士を目指しましょう。

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