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建築でプログラミングって必要になることあるけど独学でできる?【独学はやめた方がいい】

2021/02/07

建築でプログラミングが必要なことってあるけど、独学で勉強できるのかな?独学できるならお金かからないし独学したい。

こんな疑問にお答えします。

この記事を読むメリット

  1. プログラミングが独学で勉強できるかがわかる
  2. プログラムの学び方がわかる
  3. おすすめのプログラミングスクールがわかる

私のことを簡単に自己紹介すると、ゼネコンで10年ほど働いていて、一級建築士も持っています。

この記事はだいたい2分くらいで読めるので、サクッと見ていきましょう。

建築でプログラミングの独学はやめたほうがいい

さっそく結論ですが、建築でプログラミングの独学は正直やめた方がいいです。

理由は大きく3つあります。

ポイント

  1. プログラミングの知識ゼロでは独学で何から勉強すれば良いかわからない
  2. 体系的に学んだ方が時間を無駄にしない
  3. 本当の難関は基礎知識を身に着けたあとにやってくる

順番に説明していきましょう。

プログラミングの知識ゼロで独学は何から勉強すればよいかわからない

理由の1つ目は、プログラミングの知識ゼロでは独学で何から勉強すれば良いかわからないからです。

これはどういうことかというと、初心者が何かを勉強しようとしたとき、そもそも基礎知識も何もないのでうまく調べたりするのに時間がかかります。

たとえば、マウスという言葉がわからなければ、なんと調べれば良いかもわからないですよね?

それと同じで、基礎知識は教わるほうが早かったりします。

基礎知識なら本で勉強すればいいじゃん?

一方で、基礎知識なら本を買って勉強すればいいのでは?という意見もあります。

確かにそのとおりで、自分で勉強できるタイプの人は、基礎知識の習得は本で行うのもありです。

ですが、よくわからないことを0から学ぶというのは想像以上にハードになります。

ですので、独学は基本的にやめたほうがいいです。

体系的に学んだほうが時間を無駄にしない

独学をやめたほうが良い2つ目の理由は、体系的に学んだほうが時間を無駄にしないということです。

独学だと何が大切な知識なのか、必要な知識なのかをわからずに勉強します。

そのため、効率とは程遠い勉強になってしまいがちです。

ですから、独学はやめた方がいいです。

効率がすべてではないが、時間は有限

一方で、効率的がすべてではない、という意見もあります。

確かにそのとおりで、遠回りして学ぶことの方が役立つこともあるでしょう。

しかし、わかり切っていることをわざわざ遠回りして学ぶのはあまり意味があるとは思えません。

時間は有限ですので、独学はあまりおすすめしません。

本当の難関は基礎知識を学んだあとにやってくる

独学をおすすめしない3つ目の理由は、本当の難関は基礎知識を学んだあとにやってくるからです。

これはどういうことかというと、基礎知識は独学でもなんとかできるんですが、そのあとに、じゃあどうやったらこのプログラムを組めるのかということがさっぱりわかりません。

forとかrepeatとかとりあえず勉強したからなんとなく使い方や意味はわかるという状態にはなるのですが、肝心の実際にプログラムをする過程がわからないのです。

独学だと、ここでどうすればいいか自分で考えて答えを出すしかありません。

ですので、独学はあまりおすすめしていないのです。


ここまでは、建築でプログラミングの独学はやめた方がいいというお話をしてきました。

復習すると、

ポイント

  1. プログラミングの知識ゼロでは独学で何から勉強すれば良いかわからない
  2. 体系的に学んだ方が時間を無駄にしない
  3. 本当の難関は基礎知識を身に着けたあとにやってくる

という3つの理由から、独学をおすすめしていません。

では、独学で勉強しないなら、どうやってプログラミングを学べばよいのでしょうか?

プログラミングを勉強する方法について解説しましょう。

どうやったらプログラミングが学べそう?

プログラミングを勉強する方法は主に3つあります。

ポイント

  1. 独学で自分でごりごりプログラミングをしてみる
  2. 友達に教わる
  3. プログラミングスクールに通う

順番に説明していきましょう。

自分でごりごりプログラミングしてみる

自分でゴリゴリにプログラムをしてみるのは、いわゆる独学です。

自分でゴリゴリにプログラミングをするメリットは、自分で勉強の速度を自由に調節できる点がメリットになります。

メリット:空いた時間にいくらでも勉強できる

たとえば、自分の空いてる時間に勉強できるというのは、いくらでも自由に勉強できるので、勉強しやすいですよね。

しかも自分で勉強するので、ひつようなコストはテキストを買うお金程度で、後はひたすら時間をかけることになります。

一方で、デメリットとしては、疑問に思った点しか学べないということです。

デメリット:疑問に思ったことしか学べない

たとえば、独学でテキストから勉強していたとして、この構文の作り方が良く分からないなと思ったら勉強します。

しかし、わからないと思わない限り勉強しないので、わからないと気づけないとずっとそのままです。

わからないことがわからない状態だと前に進めません。

メリットもデメリットもありますが、これが独学です。

友達に教わる

プログラミングの勉強方法2つ目は、友達に教わることです。

友達に教わる方法のメリットは、単純に友達だとわからないこととか、便利なこととかを教えてもらえることです。

メリット:便利な機能とかを教えてもらえる

たとえば、独学では自分の疑問に思った点しか調べたりできないので覚えられませんが、友達に教わるとここはこういう風にすると速いし楽だよ、とか教えてもらえます。

そうなると、独学に比べて学ぶスピードが速くなるので、

一方で、友達に教わるのにもデメリットがあります。

デメリットも結構ある

ポイント

  1. 友達に時間を作ってもらって時間を合わせなければいけない
  2. 質問しまくったら友達に悪い
  3. そもそもプログラミングができる友達が周りにいないといけない

この3つが大きなデメリットです。

順番に説明しましょう。

デメリット1:友達に時間をつくってもらって時間を合わせる必要がある

これは単純に誰に教わるのでもそうですが、時間を合わせないといけないということです。

友達が昼忙しかったら夜しか勉強できないので、時間の自由度が独学に比べて落ちます。

また、友達の時間を奪うことにもなるので、付きっ切りで何度も何度も教えてもらうという訳にもいきません。

これがデメリットの1つ目です

デメリット2:質問しまくったら友達に悪い

2つ目のデメリットが、めっちゃ質問したら友達に悪いということです。

友達は好意で教えてくれてるだけですから、わからないこととかは聞きやすい一方で、同じことを何回も聞くのは正直申し訳ない気持ちになります。

簡単な質問であればまだいいですが、ちょっと複雑な質問だと、友達もしっかり考えてからでないと答えられないということもあるでしょう。

そうなると、友達が自分のために時間をとてつもなく使うことになるので、正直途中から申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

これがデメリットの2つ目です。

デメリット3:プログラミングができる友達が周りにいる必要がある

3つ目のデメリットは、そもそもプログラミングをできる友達が周りにいないとこの方法が選べません。

建築を学ぼうと思ってる人の周りは、当然建築が詳しい人ばかりになります。

そうなると、都合よくプログラミングができる友達が周りにいるというのは限りなく少ないです。

大きな大学だと工学部でプログラミングをゴリゴリやる学科もありますから、そこで友達がいれば良いですが、だいたいプログラムが書ける友達って忙しいのでそんなに詳しく聞けません。

これがデメリットの3つ目でしょう。

プログラミングスクールに通う

プログラミングの勉強方法3つ目は、プログラミングスクールに通うことです。

プログラミングスクールに通うメリットは結構たくさんあります。

ポイント

  1. 体系的に基本を学べる
  2. 質問し放題
  3. 期限を決めて学べる

メリット1:体系的に基本を学べる

プログラミングスクールだと全体構成を考えて教えてくれるので、必要な知識がまんべんなくつきます。

一方で、独学だとなかなか体系的に学べません。

自分の知りたい知識だけに偏ると、プログラムの幅も狭くなってしまいがちです。

メリット2:質問し放題

メリットの2つ目は、質問し放題という点です。

独学では困った時に質問できない、友達に教わっていても質問し放題というわけにはいきませんでした。

しかし、プログラミングスクールに通えばお金を払っているのでいくら質問してもOKという空気がでています。

正直プログラミングスクールの価値の大半は質問ができるという点でしょう。

メリット3:期限を決めて学べる

メリットの3つ目は期限を決めて学べるという点です。

独学だと空いた時間に勉強することになるので、進捗が自分のやる気に左右されてあまり進まなかったりします。

ですが、プログラミングスクールではカリキュラムがあるので、きっちりと期限までにプログラミングができるようになる、ということがメリットでしょう。

ここまでプログラミングスクールの通うことのメリットを挙げてきましたが、もちろんデメリットもあります。

ポイント

  1. お金がかかる
  2. 時間が拘束される

デメリット1:お金がかかる

プログラミングスクールに通うのはお金がかかります。

まあ学校に通うわけですから、そこそこにお金がかかるのはデメリットでしょう。

月2万円とかはかかってしまうので、完全にやる気が無かったら難しいかもしれません。

逆に言えば、本気で学びたい人しか来ないので、周りに刺激されてより勉強できるようになります。

デメリット2:時間が拘束される

デメリットの2つ目は時間が拘束されることです。

学校に通うわけですから時間が拘束されるのは当たり前ですが、まあがっつり時間が拘束されます。

オンラインのプログラミングスクールもあるので、多少は時間の融通も利きますが、通うタイプのスクールは本気で学びたい人でないと厳しいです。


ここまで、プログラミングを学ぶ方法を紹介してきました。

復習すると、

ポイント

  1. 独学で自分でごりごりプログラミングをしてみる
  2. 友達に教わる
  3. プログラミングスクールに通う

この3つがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。

じゃあどの勉強方法がいいの?という話になるわけですが、ここからは、独学を選んだ私の体験談をお話ししたいと思います。




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自分は悪手のごりごりプログラミングを選んでしまった

私はプログラミングの勉強方法として独学を選びました。

理由は最高に単純な理由で、お金がかからないからです。

建築を学んでいる大学生がお金が無いのはこの記事を読んでいる皆さんならご理解いただけると思います。

お金が無くても時間だけはくさるほどあったので、独学で勉強し始めました。

調べ方もわからないから、本もめちゃくちゃ買って読み込んだ

まず最初に苦労したのが、そもそも何をどう勉強したらいいのかわからないし、調べ方もわからないという点です。

そもそもが基礎知識も何もないので、とりあえず関係しそうな本を3冊くらい一気に買って読み始めました。

こういう専門書ってそもそも高いので、お金をかけたくなくて独学にしたのに専門書を買うだけで2万以上かけてますから、なんでやねんという感じですが、わからない以上は買うしかないのです。

そういえば何の言語を勉強すればよいかもわからない、本を買う時点で気づいたんですよね。

なので適当に買いあさりました。

とりあえず買ったプログラム関係書籍

これだけ買えばいい感じだろうと思って買って勉強するんですが、そもそも基礎知識が無さ過ぎて、空き時間全てがプログラムの勉強に費やされてました。

ここまで買って勉強して、あれ?これは実行環境とかコマンドプロンプトとかも使えないとできないのか?と気づくわけです。

そこでさらに書籍を購入します。

ここまで来てやっと独学のスタートラインに立ったという感じです。

スタートラインに立ってからも地獄

スタートラインに立つまでに結構時間もお金もかけましたが、ここからが本当の地獄の始まりでした。

最低限プログラムを実行する環境をようやく整えることができ、さあプログラムを書こうと思うのですが、そもそも基礎知識しかないわけです。

それでプログラムを書こうとするとどうなるかというと、何もできないんです。

やっと基礎知識がついてプログラムを書くぞという段階で、初めて書きたいプログラムのロジックがわからなくて何もできないという状況が発生しました。

ロジックがわからない

論理構造を把握できてないので、勉強したプログラムの知識をどう活かせばよいのかわかりません。

たとえば、オセロを論理構造に分解して説明しろって言われても難しいですよね?

それが初心者には最高に難しいんです。

そしてこれを相談できる人が教授しかいないという状況で、最高に相談しにくいですよね。

結果、膨大な時間をかけてロジックをひたすら考えるという作業に追われました。

最初からプログラミングスクールに通えばよかった

これだけツライ思いをしながら勉強して、最終的にはなんとなくプログラミングができるようにはなりましたが、正直最初からプログラミングスクールに通っておけば良かったと思いました。

というのも、かけた金額と時間が全く割に合わないからです。

勉強するのに上にあげた以上の大量の専門書を買い、勉強するのにアホみたいに時間を注ぎ込み、結果最低限はプログラミングできるという能力が手に入るというのは、コスパが悪過ぎです。

ですから、これからプログラミングを勉強する人にはプログラミングスクールで勉強することをおすすめします。

自分で考える時間も必要?

一方で、自分の頭で考える時間が必要だという意見もあります。

たしかにその通りで、自分で考える時間というのはとても大切です。

ロジックを自分で考える時間というのは、一つ一つを分解しながら理解する時間でもあります。

しかし、物事には限度というものがあります。

時間を書けて考えれば良いというものではなく、ある程度まで考えても理解できないものは教わった方が早いです。

ですので、繰り返しになりますが、これからプログラミングを勉強する人にはプログラミングスクールで勉強することをおすすめします。

おすすめのプログラミングスクール

というわけで、独学で苦労した私が通いたかったプログラミングスクールをご紹介します。

テックアカデミー

テックアカデミーはオンラインプログラミングスクールで受講者数No.1の実績をもつ優良プログラミングスクールです。

当時からあったかは知りませんが、私が勉強する時にあったら利用していました。

無料体験があるので、とりあえず無料体験に申し込んでみて、ちゃんと自分で勉強できるかどうか試すのが良いです。

友達と一緒に受講すると1万円割引されるので、友達を誘って一緒に勉強するとより挫折しにくいので試してみてください。

TechAcademyの無料体験

テックキャンプ

テックキャンプはYoutuberのまこなり社長で有名なプログラムスクールです。

実際の教室もあり、オンラインでも学ぶことができるので、自分の住んでる場所に合わせて選べます。

ごりごりに学びたい人に向いてるプログラミングスクールです。

無料体験会や無料カウンセリング、返金保証など無料に対する思いが熱いのでダメだった場合でも安心です。

質問し放題なのが最高です。

テックキャンププログラミング教養 オンラインカウンセリング



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あなたが苦労して勉強してきた一級建築士試験が、少しでも楽に勉強できるようになると嬉しいです。

まとめ

この記事では、「建築でプログラミングが必要なことってあるけど、独学で勉強できるのかな?独学できるならお金かからないし独学したい。」

こんな疑問にお答えしました。

まとめると、独学はおすすめしません。なぜかというと、勉強がめちゃくちゃ大変だからです。

なので、プログラミングスクールに通って最小限の知識を学んでから独学した方が良いでしょう。

この記事を参考に、建築でプログラミングを学ぶということを真剣に考えてみてください。

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