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一級建築士の学科試験に独学で合格するための勉強する順番

2019/04/12

一級建築士の学科試験の勉強を独学でしようとするとき、計画、環境・設備、法規、構造、施工と五種類ありますが、どの分野から勉強したら良いかわからないですよね。

実は、どの分野から勉強したら良いかというのは確立されていて、その順番にならってしっかりとした量を勉強することで合格できてしまうのです。

なぜなら、総合資格や日建学院、TACといった大手予備校でもこの順番で勉強しています。

さらに言うなら、私は独学でその順番で勉強して、一級建築士の学科試験を合格したからです。

この記事では、どんな順番で勉強すれば良いかを書いてみたいと思います。

この記事を読むメリット

  • どんな順番で勉強すれば良いかわかる
  • どの教科を得意分野とすべきかわかる

それでは、ご覧ください。

優先順位の決め方

一級建築士の学科試験の勉強は量も多く、やみくもにやっていてもなかなか合格できません。

そのため、優先順位を決めて勉強する必要があります。

では、何から勉強すれば良いかというと、

  1. 法規
  2. 構造
  3. 施工
  4. 環境・設備
  5. 計画

の順番がおすすめです。

それはなぜかということをこれから説明していきます。

学科試験各教科の配点

学科試験は、計画、環境・設備、法規、構造、施工と五種類の教科があります。

この合計点数で合否を争う訳ですが、すべてが同じ配点という訳ではありません。

それぞれの配点は、計画が20点、環境・設備が20点、法規が30点、構造が30点、施工が25点となっており、合計125点満点の試験です。

合計点数の高さて合否を争う訳ですから、配点が高いところをたくさん点数がとれれば、それだけ合格しやすくなります。

なので、まずは配点が高いところから順番に勉強しましょう。

教科ごとの勉強する順番

配点が高いところからといっても、法規と構造のように配点が同じ教科はどちらから勉強すれば良いでしょうか。

最初に勉強する教科は法規

結論は法規から勉強しましょう。

なぜかというと、法規は法令集を試験に持ち込むことができるので、満点の30点を取ることも夢ではないからです。

自力で満点を取るのは、よほど知識か無い限り、他の教科ではほぼ不可能です。

点数が取れるところで確実に取ることが、一級建築士の学科試験合格の近道です。

確実にものにしましょう。

2番目に勉強する教科は構造

つぎに構造を勉強します。

なぜかというと、配点が高いということと、新傾向の問題が出にくいからです。

構造分野では、毎年新傾向は6問程度出ます。他の教科は10問近く出るので、倍近く差があります。

新傾向でなければ、出る問題はおおむね予想がつくので、しっかりと対策をとれれば大量得点のチャンスです。

計算問題も、数字が変わるだけで解き方は同じということが多いです。

まずは法規と構造の2つを得点源にして、一気に合格に近づきましょう。

3番目に勉強する教科は施工

3番目は施工を勉強します。

なぜなら、配点が25点で、3番目だからです。

施工は一部法律の問題も出るので、しっかりと法規を勉強しておけば、安衛法などに関わる問題はすんなり解けるでしょう。

4番目に勉強する教科は環境・設備

4番目は環境・設備を勉強すると良いでしょう。

計画は半分以上が新傾向になることも多く、点数を狙いにいくのが難しいです。

また、環境・設備は計算問題もでるので、ある程度決まった過去問から出題されることが多いです。

最後に勉強する教科は計画

最後に計画を勉強して仕上げましょう。

計画は暗記する内容が多いので、直前に詰め込んでもなんとかなります。

昼休みに勉強した内容が出て得点になったりするので、最後まであきらめずに頑張れば合格です。

得意分野にすべき教科は法規と構造

得意分野にすべき教科は法規と構造です。

なぜなら、配点が高く、勉強すれば両方とも高得点が可能だからです。

この2つが安定して高得点を取れるようになると、試験での安心感が増します。

他の教科で失敗しても、法規と構造は点数が取れるということが自信となり、余裕をもって試験にのぞめます。

なんとしても、法規と構造は得意分野にしましょう。

まとめ

この記事では、どんな順番で勉強すれば良いかを書きました。

結論は、法規→構造→施工→環境・設備→計画の順番に勉強するのが良いです。

特に法規と構造は、配点が高いので、しっかりと勉強して得意分野にしてしまいましょう。

法規と構造の点数が取れるようになると、合格はすぐそこです。

最後まで諦めずに合格を目指して頑張りましょう!

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