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一級建築士の法規の解き方【残り一ヶ月で10点アップ】

2019/06/16

『一級建築士の法規の点数が伸びないのはなんでだろう?』

『勉強してるのに、このままだと学科試験に合格できないのでは?』

と悩んでいませんか?

この記事では、模試などで法規の点数が20点以下の人に向けて、一級建築士の学科試験における法規の解き方をご紹介します。

この記事を読むメリット

  • 法規の解き方がわかる
  • 短期間で法規の点数をアップさせる方法がわかる

記事の信頼性として、自己紹介を簡単にします。

私は建築学科の大学院を出ており、大手ゼネコンで10年ほど働いています。

一級建築士も持っています。

学科試験の1ヶ月前まで法規は12点でしたが、本番では25点を取って合格しました。

なので、この記事の信頼性はあると思います。

それでは、ご覧ください。

法規の解き方は暗記が最強

結論から言うと、法規の解き方は暗記が最強です。

理由は、問題全部の答えを法令集で探すのは不可能だからです。

その根拠は、問題を解く時間が限られていることです。

模試を受けたらわかりますが、全然間に合いません。

法令集で答えを探しながら解くと、1問あたり30分くらいかかります。

それに対し、1問あたりにかけられる時間は3分です。

普通に解いていたら、圧倒的に時間が足りません。

なんだよ暗記かよと思ったかもしれません。そんなあなたが、そこでよく言われる解き方は、法令集に慣れること、問題に慣れることではないですか?

確かに問題や法令集に慣れることで、実際に解けるようになる人もいると思います。

ですが、暗記してしまえば頻出問題は慣れるなど関係無しに解けます。

法規の解き方は暗記が最強です。

暗記して答えられる問題を一気に答え、残りの時間で優雅に法令集をひけば、時間の余り方も全然違います。

法規が10点台の人は頻出問題を確実に暗記していません。頻出問題は必ず暗記しましょう。

暗記に最適な教材は過去問

では、暗記に最適な教材は何かと言うと、過去問です。

なぜなら、過去に出た良問は繰り返し出題されているからです。

実際に、およそ8割が過去問に絡んだ問題として例年出題されています。

先ほど、問題や法令集に慣れることで解けるようになるという話がありましたが、その慣れることの正体は、過去問の選択肢を覚えるということです。

選択肢が正解か間違いかを覚えておけば、過去問が流用されてる部分は瞬時に回答できます。

いくつか新しい選択肢が混ざっていても、選択肢をかなり絞ることができるので有利です。

そんなことを言うと、テキストを読んで理解することが大切だという意見が出てくると思います。

実際、理解することは大切です。

ただ、今の目標は理解することではなく、点数を取ることです。

理解していても点数が取れないことはありますが、理解していなくても覚えてさえいれば点数は取れます。

また、理解するのは問題の解説文で十分いけます。

一級建築士の本試験まで、時間もかなり限られています。

過去問を解きまくりましょう。

得点をアップに必要な問題数

では、実際に得点を10点以上アップさせるのに必要な問題数はどれくれいかというと、過去問直近3年分を7周、10年分を5周程度の量です。

過去3年の出題率が高く、過去10年の出題率では過去問関連の問題の9割以上を占めます。

量が多いですが、周を重ねるごとに問題を覚えたり理解したりして、7周目になるとあっという間に終わります。

そこまでいくと、よく間違える問題だけ拾えばよくなるので、後半ほどスピードが上がります。

とにかく数をこなしましょう。

数をこなしてるうちになんとなく理解できてきます。

理解できない問題だけが残っていくので、そこを重点的に攻めれば、かなりの得点アップが期待できます。

とにもかくにも過去問を解きましょう。

新傾向なんて満点を目指す人だけのためのものです。

注意点

過去問を暗記すれば良いといっても、注意点もあります。

注意点は2つです。

計算問題は理解するということ、常識的な判断を忘れないということ、の2つです。

順番に解説します。

計算問題は理解するまで解く

計算問題は理解するということは、当たり前なんですが、計算問題なので数字がちょっと変わっても解けるようにしておきましょうということです。

暗記すれば良いというと、計算問題も暗記してしまって、本番で解けませんという人がいるのですが、当たり前です。

計算させる問題を数字まで一緒にしたら、理解してるかどうか判断できませんよね?

暗記しても意味が無いのでちゃんと理解しましょう。

何度も解いて、解けるようにしておきましょう。

常識的な判断を忘れない

そして、常識的な判断を忘れないということですが、選択肢の中には、ちゃんと問題文を読んで普通に考えたらおかしいと気づける問題が、ちらほら出てきます。

暗記することばかりにとらわれていると、当たり前のことに意外に気づけないものです。

しっかり問題を読んで、正確な判断をしましょう。




【お知らせ】
きくりんが一級建築士の学び直しの教科書を出版することになりました。
あなたが苦労して勉強してきた一級建築士試験が、少しでも楽に勉強できるようになると嬉しいです。

まとめ

『一級建築士の法規の点数が伸びないのはなんでだろう?』『勉強してるのに、このままだと学科試験に合格できないのでは?』と悩んでいて、模試などで法規の点数が20点以下の人に向けて、一級建築士の学科試験における法規の解き方をご紹介しました。

結論は、過去問を暗記すること、計算問題は理解すること、常識的な判断を忘れないということです。

過去問を解く量は10年分を7周くらいすると、25点くらい取れます。

時間が無い人は、10年を7年にしたり、7周を5周にしたりして調整してください。

法規の問題は、正しい努力をすれば25点は取れます。

過去問を解きまくって暗記して、一級建築士の学科試験を突破しましょう。

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