ミスしたくないし、無駄なこともしたくない。最短ルートとか効率的な方法を知りたい。
こんな疑問にお答えします。
- 学生と社会人の一級建築士への最短ルートがわかる
- 最短で一級建築士取得をするための勉強方法がわかる
私のことを簡単に自己紹介すると、ゼネコンで10年ほど働いていて、一級建築士も持っています。
この記事はだいたい1分くらいで読めるので、サクッと見ていきましょう。
ゼロから一級建築士を目指す場合
さっそく結論ですが、ゼロから一級建築士を目指す場合、学生なら大学に行く、社会人なら専門学校に行くのが最短ルートです。
大学に行ってない方は、スタディサプリでちゃんと受験勉強をして建築学科に入ってしまいましょう。
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まず学生の場合を見てみましょう。
さきほど、ゼロから一級建築士を目指す場合、学生の最短ルートは大学に行くことと言いました。
これはなぜかというと、大学の建築学科を卒業すると、一級建築士を即受験できるからです。
少し具体的に言うと、今までは大学を卒業しても、受験するのに実務経験が必要だったのですが、令和2年の3月に法改正があって、大卒は卒業後すぐ受験できるようになりました。
細かくいうと少しだけ条件があるんですが、こまかいので別な記事で解説します。興味がある方はどうぞ。
大学を卒業してすぐに一級建築士に合格した場合、実務経験2年で免許登録ができるので、最短だと満25才で一級建築士になることが可能です。
大学に行ってない方は、スタディサプリでちゃんと受験勉強をして建築学科に入ってしまいましょう。
【受験サプリ】動画授業で苦手を克服 受験生の2人に1人が利用する圧倒的なわかりやすさ!まずは無料でお試し。では、最短で一級建築士を取得するには、いつどのように勉強すれば良いのかというと、
建築士の勉強は大学の時にしよう
- 学科試験の内容は大学の授業とほぼ同じ
- 製図試験対策はまとまった時間が無いと大変
学科試験の内容は、大学の授業で習う内容とほとんど同じです。
ですので、大学在学中に対策するのが非常に効率が良いでしょう。
そうなると、勉強方法は必然的に1つに決まります。
学科試験対策の勉強方法はひたすら過去問合格に直結する、ただひとつの勉強方法は、過去問を解きまくることです。
本試験の過去問の比率は高く、75%ほどが過去問を少し変えた問題になります。
当然、過去問が解けるようになれば、学科試験合格に近づくでしょう。
おすすめのテキストや問題集についてはこちらで解説しています。
製図の対策はどうすればいいの?
製図試験の対策は、とても時間がかかります。
働きながら対策するのは最高にハードで、何かしら犠牲にして時間を作ってる人がほとんどでしょう。
そんな中、学生のうちに対策できれば、大きく差をつけられます。
では、どんな対策をすれば良いかというと
製図試験対策の最強の勉強方法は、とにかく模写- 書くスピードが上がる
- 標準的な寸法がわかる
- 製図のルールがわかる
これはかなりのメリットです。
通常ならば、働きながらこれらをこなし、さらにエスキスもできるようにならなければいけません。
この3つを身に付けてないがために、何年も落ちている人すらいます。
身に付けられるうちに習得してしまいましょう。
学生のうちは週に1枚模写していれば、年間で52枚になるので、通常の学生の20倍ほど前に進めます。
模写が最強の理由をより詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しています。
製図板を持っていない方は、こちらでおススメの製図板を解説しています。
ここまでは、学生が一級建築士になる最短ルートについて解説してきました。
結論は、大学の建築学科に入ることでした。
しかし、もうすでに建築学科じゃない人や、社会人の人はどうすれば良いかわかりませんよね?
ですので、ここからは、社会人が一級建築士になる最短ルートをを解説していきます。
社会人の最短ルートは専門学校
社会人が一級建築士になる最短ルートは、専門学校に通うことです。
この専門学校は、建築学科なら夜間でも通信でも何でもOKになります。
なぜ専門学校に通うのが最短ルートかというと、一級建築士の受験資格を得られるからです。
具体的には、2~3年通う必要があるので、かなりのやる気とお金と決意が必要でしょう。
お金は学校にもよりますが、年間100万程度かかるので、200万は飛んでいきますし、そのお金を稼いで生活費も稼がないといけません。
そんな金額がポンと出せる人は、このブログを読んでいないと思うので、おすすめのルートをご紹介します。
社会人のおすすめルートは転職
社会人が一級建築士を目指すなら、まず設計事務所なり建築の仕事に転職するのをおすすめします。
- 実務経験が得られる
- 生活費も稼げる
- 建設業界特有の空気になじめるかわかる
- 勉強をする時間がある
学生と違って社会人は時間が全然ありません。
なので、基礎知識を働きながら得たり、憧れていた世界と現実があっているのか確認できるメリットははかりしれないでしょう。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
社会人にとっても最強の勉強方法は過去問学生だろうが社会人だろうが、出題される問題は同じです。
ですので、何度も出題されている過去問を解くのが最強になります。
ですが、基礎知識が無いのに過去問をやるのはハードすぎます。
だからこそ、基礎知識を学ぶためにも、転職が一番手っ取り早いということなのです。
転職だったら、もし仮に思っていたのと違う世界が待っていても、また転職すればいいだけなので、リカバリーができます。
転職して生活費を稼ぎ、基礎知識をつけ、実務経験を積むという一石三鳥をしながら、本当に一級建築士を目指すか考えましょう。
まとめ
この記事では、「ゼロから一級建築士を目指すときって一体何をどうすればいいんだろう?ミスしたくないし、無駄なこともしたくない。最短ルートとか効率的な方法を知りたい。」
こんな疑問にお答えしました。
まとめると、ゼロから一級建築士を目指すなら、学生なら大学に行く、社会人なら専門学校に通うのが最短ルートです。
この記事を参考に、一級建築士を目指しましょう。