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一級建築士を受けるには?【大卒、高卒、中卒など学歴別に解説】

2020/06/27

一級建築士を受けるには、どんなことをすれば良いのだろう?

こんな疑問にお答えします。

この記事を読むメリット

  1. 一級建築士を受けるためにはどんなルートがあるかわかる
  2. 学歴ごとに一級建築士を受けるには実務経験がどれくらい必要かわかる

私のことを簡単に自己紹介すると、ゼネコンで10年ほど働いていて、一級建築士も持っています。

この記事はだいたい1分くらいで読めるので、サクッと見ていきましょう。

一級建築士を受けるには学歴が有利

一級建築士を受けるには、基本的に建築学科を出てると非常に有利です。

なぜなら、受験するのに必要な実務経験が少なくて済むからです。

では、具体的に学歴別にどれくらい違うのか、見てみましょう。

大卒、院卒の場合

大卒、院卒の場合は必要な実務経験に大きな差がでます。

受験するための実務経験

  • 建築学科の場合・・・卒業後すぐ受験できる
  • 建築関係ない場合・・実務経験7年→二級建築士取得が必要

このように、建築学科以外の学科の場合は、実務経験7年してから二級建築士を受験し、合格してから受験が可能です。

合格してから初めて一級建築士の受験ができるので、最短8年かかります。

高卒の場合

高卒の場合は、建築学科だろうがそうじゃなかろうが、どちらにせよ二級建築士の取得が必要です。

受験するための実務経験

  • 建築学科の場合・・・二級建築士か建築設備士取得後、受験できる
  • 建築関係ない場合・・実務経験7年→二級建築士取得が必要

 高専卒は短大卒と同じ

高専は卒業まで5年かかるので、高校と同じカウントにはなりません。

高卒の中でも高専卒の場合は、短大卒と似たような感じになるので、建築学科であれば実務経験なしで一級建築士の受験ができます。

中卒の場合

中卒の場合は、こちらです。

受験するための実務経験

  • 建築学科の場合・・・存在しない
  • 建築関係ない場合・・実務経験7年→二級建築士取得が必要

中学校は義務教育ですから、建築学科がありません。

そのため、実務経験を7年して、二級建築士を取ったら一級建築士の受験ができます。

高校の普通科卒業と同じ条件なので、中卒の方が早く一級建築士の受験ができることもあるのです。

とはいえ、実務経験7年っていったい何が実務経験なのでしょうか?

実務経験って何すればいいの?

実務経験は、一言でいうなら、建築の仕事をしてればOKという意味です。

とはいえ、建築の仕事といっても、専門知識が必要な仕事でないとNGになります。

具体的な例をいうと、

実務経験にカウントされる職種

  1. 建築設計
  2. 工事監理
  3. 指導監督、住宅などの検査
  4. 施工管理(地盤、杭関係以外)
  5. 確認審査
  6. 消防検査
  7. 耐震診断
  8. 大学院での研究
  9. 建築のセールスエンジニア
  10. 建築行政、営繕
  11. コンサルタント
  12. 建築教育
  13. 研究・開発
  14. 建築の図書、雑誌の編集等

これだけたくさんの業務が、実務経験の対象になっています。

とはいえ、こまかくいうと、少し外れる業務もあるので、そちらは画像をご覧ください。

建築技術教育普及センター

二級建築士を受けるときに、実務経験が必要になるわけですが、一級建築士に合格した後に免許をもらう時も必要です。

ですので、どちらにしても最終的には必要なので、しっかりと確認しておきましょう。




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まとめ

この記事では、「一級建築士を受けるには、どんなことをすれば良いのだろう?」

こんな疑問にお答えしました。

まとめると、建築士になるには学歴が重要なので、学生の方は建築学科に入りましょう。

すでに社会人の人は、転職して実務経験をゲットしてください。

この記事を参考に、一級建築士を目指す生活を過ごしましょう。

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