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一級建築士の学科試験を独学で合格した時の問題集、参考書

2019/04/11

『一級建築士の学科試験の勉強をしようと思うんだけど、問題集って何使えば良いの?』『教科書や参考書ってどれ使えばいいんだろう?』と悩んでいませんか?

実は、独学の勉強方法や、勉強すべき内容はある程度確立されていて、その方法にならって勉強することで合格できてしまうのです。

なぜなら、私は独学で一級建築士の学科試験を合格したからです。

この記事では、どんな参考書や問題集を使って勉強すれば良いか、どんなことを勉強すれば良いかを書いてみたいと思います。

この記事を読むメリット

  • どんな問題集や参考書を使って勉強すれば良いかわかるようになる
  • どんなことを勉強すればよいかわかるようになる

それでは、ご覧ください。

過去の試験の問題構成

どんなことを勉強するか知るためには、一級建築士の過去の問題がどのような傾向で出題されてるのかを知る必要があります。

例えば、過去問から出た問題はどれくらいの割合なのか、突拍子もないような問題はどれくらい出題されてるのか、といったことを分析できれば、何を勉強すれば効率が良いかわかります。

結論を言うと、過去問をたくさんやりましょう。なぜなら、過去問の出題率が高いからです。

過去の出題を見てみると、全体的に過去問の割合が60%、過去問をちょっと変えた問題が20%、新傾向の問題が20%程度になっています。

過去問がわかっていれば解ける問題は、75%分です。

全部解けると、94点分になります。

新傾向の問題を全部勘で解くと、8点分になるので、合計で102点取れます。

102点だと、多少合格ラインが前後したとしても、十分合格できます。

勉強の方針、方法を決める

出題傾向がわかったところで、勉強の方針を決めます。

分析した結果をふまえると、過去問、新傾向、頻出問題の三種類があります。

結論をいうと、やはり過去問をたくさんやるのがおすすめです。

では、それぞれの問題について見ていきましょう。

出題率の高い過去問から攻める

一級建築士の問題は、過去問から出題されることが多いので、基本的には過去問をひたすらやるという方針で大丈夫です。

過去問から出題される範囲が多いということは、建築士会が過去問をマスターすれば一級建築士の資格はあげますと言っているのです。

建築士として基本的な知識があればいいですよ、ということなので、ひたすら過去問を解きまくりましょう。

ただし注意点があります。過去問を暗記するだけだと、80点~90点までで止まります。

必ず過去問を理解し、言葉や数字が少し変わった問題でも解けるようになりましょう。

効果的に点数を稼げる頻出問題

効率的な点数の取り方の1つに、頻出問題を解く方法があります。

過去問の中にも、良く出題される問題と、あまり出題されない問題があります。

良く出題される頻出問題は、毎年のように出題されるので、解けるようになっておけば確実に点数が取れます。

出るとわかってる問題が解けないのはもったいないですよね?

積極的に頻出問題を解き、合格に近づきましょう。

ちなみに、点数が80点に届かない人は頻出問題の解き方が全然足りません。問題集がボロボロになって問題文も暗記してしまうほど解きましょう。

対策方法があまり無い新傾向

新傾向の問題は、毎年必ず出題されます。

新傾向というからには、比較的新しい技術や知識、事故などが背景となって出題されます。

基本的には合格を目指すだけであれば、新傾向は対策する必要は無いです。

新傾向はジャンルが幅広い割りに配点が低く、努力にあった点数が取れません。

そのため、私は全く新傾向対策はしませんでした。

ただ、高得点や満点を目指している人は、対策をしましょう。




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あなたが苦労して勉強してきた一級建築士試験が、少しでも楽に勉強できるようになると嬉しいです。

テキストと問題集、参考書の使い方

では、いったいどんな問題集や参考書を使用すれば一級建築士に合格できるか、解説していきます。

合格することを目的としてる人ならば、問題集のみで十分です。

参考書は不要です。

解説を読んでさっぱり意味がわからなかった時だけ、少しネットで調べてわかった気になるだけで良いです。

問題集は、過去問、頻出問題、新傾向の3種類があるので、それぞれ解説します。

過去問は10年分必要

過去問は7年分や5年分、3年分といった問題集が多く販売されています。

望ましい過去問の問題数は、10年分です。

過去7年分の問題で出題されるのは、60%ですので、獲得できる点数は75点程度です。

他の問題を勘で答えても、合計で88点程度になります。

これではギリギリ合格ラインに届きません。

10年分売っている問題集は少ないので、7年分の問題集を買って、より昔のものは先輩から譲ってもらったり、ヤフオクやメルカリで手に入れます。

ここで大切なのは、新しい問題集は、新品を買った方が良い点です。

理由は二つあります。

新しい問題が入ってるという点と、新しい問題ほど出題率が高いからです。

新しい問題は、ケチケチせず新品を買いましょう。

かゆい所に手が届く頻出問題

頻出問題の問題集は、必ず必要という訳ではありません。

効率を重視する方は買いましょう。

中古でも良いですが、中古はあまりおすすめしません。

中古は答えの書き込みなどされており、問題の解き方に集中できません。

新品を買って、ボロボロになるまで使い倒した方が良いです。

新傾向は総合資格がおすすめ

新傾向の問題集は総合資格のものがおすすめです。

理由は、毎年類似問題が何問が出題されるからです。

また、新傾向に限っては参考書も得点源になることがあります。

新傾向の問題を解くには、幅広くて深い知識が必要です。

日頃から建築知識といった雑誌を読み込むことも効果的です。

まとめ

この記事では、

  • どんな参考書や問題集を使って勉強すれば良いか
  • どんなことを勉強すれば良いか

を書きました。

結論は、過去問をとにかくやりましょうということです。

一級建築士の問題は、過去問が75%程度でてくるので、過去問を10年分マスターすれば合格できます。

最短の努力で一級建築士の学科試験を合格しましょう。

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