一級建築士に全然受からないんだけど、どうしたらいいんだろう?
勉強もしててるし、あとちょっとだけいつも点数が足りないくなっちゃうんだよ。
こんな疑問にお答えします。
この記事を読むメリット
- 一級建築士に受かるマインドがわかる
- 一級建築士に受かる勉強方法がわかる
この記事の信頼性として簡単に自己紹介しておきましょう。10年くらいゼネコンで働いてまして、一級建築士も持っています。
現時点で何回か受けて合格できていないのは、マインドか勉強方法のどちらかに問題があります。
3分くらいで読めるので、サクッと見ていきましょう。
合格するのに必要な3つマインド
合格するのに必要なマインドは以下の3つです。
- 今年で合格すると決める
- 自分は天才じゃないと認める
- 1点に集中する
順番に見ていきましょう。
今年で合格すると決める【来年など無い】
まず1つ目は「今年で絶対に合格すると決める」ことです。
なぜなら、来年もあると思ってる時点ですでに真剣じゃないからです。
周りを見て落ちてる人をぼんやりと眺めてみてください。落ちてる人は真剣な人は少ないですよね。
実際、あなたもダメなら来年もあると思って受験していませんでしたか?だから落ちるんです。
そんなこと言っても受かるやつは受かるじゃんと言いたい気持ち、すごく良く分かります。だからこそ、次の理由につながります。
天才じゃないと認める【凡人でも勝てる】
2つ目は、自分が「天才じゃないと認める」ことです。
自分が天才だったらもう受かってるはずでしょう?合格してないんだから天才じゃないんです。
実際周りのぼんやり勉強してた人も合格してますよね?彼は天才です。
そうなると、天才しか合格できないんなら勉強する意味ないじゃんって思いますよね?
でも大丈夫。天才じゃなくても合格できます。凡人の戦い方をすれば、天才に追いつくことができるのです。
1点に集中する【勉強しかしない】
3つ目のマインドは、「1点に集中する」ことです。
なぜこのマインドが大事かというと、たくさんのことを同時にするのは難しいからです。
聞くということだけでも、10人同時に話されたらわけわかんないですよね?同時に何かをするというのは難しいんです。
具体的な例を出すと、一級建築士に合格しなきゃいけないのに一級建築施工管理技士の勉強もしなきゃいけない、
コンクリート技士の勉強もしなきゃいけないという状態だったら、正直試験範囲の勉強は手に付かないですよね。どれも中途半端で終わっちゃいます。
他にも、恋人がほしい、デートに行きたい、飲み会が断れない、などなど勉強の邪魔をする要因はたくさんあります。
全部断ってください。一級建築士の勉強をするという1点に集中しましょう。
そんなこと言っても、飲み会に行ってデートもしてるのに受かっているやついるよって思うかもしれません。
何度でも言いましょう。その人は天才であり、あなたは凡人なのです。凡人は何も犠牲にせずに合格などできません。
資格は自分のため【会社のためじゃない】
結局のところ資格は自分自身のためなのです。
なぜなら、会社は正直何かあったらあなたをクビにすることだってできます。でも資格を持っていたら、転職先もすぐに見つかります。
実際に転職サイトを検索してみると分かりますが、求人募集では一級建築士が条件になっているところはたくさんあります。
それだけ一級建築士が世間に求められてるのです。
ここまでで合格に必要な3つのマインドはわかってもらえたと思います。
ですが、マインドに問題が無くても勉強方法に問題があるパターンもあるので、次の項目で解説します。
合格するのに必要な3つ勉強方法
現時点で合格できていない人には、勉強方法に問題があるパターンが3つあります。
勉強時間が足りない、PDCAをしていない、手を出しすぎの3つです。
順番に説明します。
適正な勉強時間を確保【トイレでも暗記】
根本的な問題として「勉強時間が足りていない」ことが多いです。
当たり前ですが、覚えるべきものが覚えられてなかったら、そりゃ受からないですよね。
暗記するのって結局時間がかかります。覚える量は膨大ですし、隙間の時間を全部暗記に当てないと厳しいでしょう。
具体的には、電車での移動時間、徒歩での移動時間(音声で暗記)、トイレ休憩中、たばこ休憩中、仕事のちょっとした隙間時間などなど、
隙間だけでもすごい時間が浪費されています。この隙間時間を全部使うと、1週間で本一冊は簡単に読めちゃうんです。
そういうと暗記だけじゃ合格できないって良くいうよねって反論が来ると思います。
確かにその通りです。ですが、暗記できてないと理解するのに余計な時間がかかります。
逆に覚えないといけないものをちゃんと覚えていれば、8割攻略したも同然です。
しっかり勉強時間を確保しましょう。それでも時間が足りない時は、仕事中にどうやったら勉強できるか考えましょう。
PDCAを回す【復習して分析】
次にありがちなのが「PDCAを回していない」ことです。
なぜなら、PDCAを回さないと自分の弱点が把握できないので効率よく勉強ができないからです。
苦手分野を把握できていれば、重点的に勉強時間を割くことができ、苦手を克服できます。
しかし、ちゃんと自分の苦手分野を分析できていないと、得意なところを何回も勉強して時間の無駄です。
具体的な例を出すと、模試を受けたらどの分野の問題が間違っていたか復習しているのか、問題を解いた時に同じ種類の問題ばかり間違えていないか、などを確認するということです。
そうすると、分析する暇があったらもっとたくさん解きたいって思うかもしれませんが、ぶっちゃけ理解できてる問題を解いても無意味です。
できない問題を解けるようにならないと点数は伸びません。
解けない問題を解けるようにPDCAを回しましょう。
問題集は1つを何周も何回も解く【ボロボロになるまで使い倒す】
3つ目の問題点は「いろんな問題集に手を出しすぎ」なことです。
なぜなら、いろんな問題集に手を出すと覚えられないからです。
記憶は繰り返すことで定着します。違う問題を解くと、違うものとして認識するので記憶に残りにくいです。
記憶は7回同じことに触れることで定着するといいます。
7回同じ問題を解いたことがありますか?この記事を見てる人は無いと思います。
しっかりと確実に覚えるためにも、1つの問題集を何周もして解きましょう。
でもいろんな問題を解いた方が対応力が付くのではという意見があると思います。
確かにいろんな問題を解いた方が対応力は付きます。
ですが、現時点では対応力より基本的なことを確実に覚える方が大切です。
最低でも同じ問題集を5周してからにしましょう。過去問は取りこぼさないとこの本にも書いてあります。
まとめ
というわけで、今回の記事では一級建築士に受からない人に向けて、
- 一級建築士に受かるマインド
- 一級建築士に受かる勉強方法
について説明しました。
この記事を参考にしつつ一級建築士の勉強にはげんでください。