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立面図と平面図の窓の書き方【一級建築士の製図対策】

2020/01/31

『建築士の製図試験で立面図書かないといけないんだけど、窓ってどうやって書くの?』

『平面図の窓もごまかして書いてる』

と悩んでいませんか?

この記事では、そんな悩みを持っている方に向けて、立面図での窓の書き方、平面図の窓の書き方をご紹介します。

この記事を読むメリット

  • 立面図での窓の書き方がわかる
  • 平面図の窓の書き方がわかる

2分ほどで読めます。それでは、ご覧ください。

立面図とは

立面図とは、建物の外観を描いた図面です。東西南北のすべての方角から描きます。

たまに展開図と勘違いする人がいますが、展開図は室内の立面図と覚えてください。外から見たものが立面図です。

立面図に表現するのは、外装仕上、外部に接続する設備、建具、手すりなどです。この中で可動するものは建具のみです。

その建具の中でも窓は立面図の中でなかなかのウェイトを占めています。

その窓の可動を表現するために様々な記号を使うのですが、見慣れていない方には訳がわからないと思うので、いくつかご紹介します。

窓の種類

窓の種類は引き違い窓、片引き窓、片開き窓、はめ殺し窓などたくさんの種類があります。

ここでは、12種類ほどの窓と、シャッター付窓、雨戸についてご紹介します。

引き違い窓

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立面図
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左右2枚のガラス戸をスライドして開閉する窓です。いわゆるどこの家にもある普通の窓になります。

左右どちら側も開く事ができ、換気・採光にも有効です。

片引き窓

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立面図
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片側がはめ殺し窓(FIX窓)や壁の場合に用いられます。片方の窓のみで開閉するため、引き違いと比べて機能面ではやや劣ります。

片開き窓

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立面図
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左右どちらか一方に開閉するタイプの窓です。ガラスでできた扉だと考えてもらえればそんなに間違ってません。最も一般的な形式と言われており、通風・採光に有効です。

はめ殺し窓(FIX窓)

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立面図
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採光・眺望を目的として取り付けられる開閉できない窓です。デザインや大きさはある程度自由で飾り窓的な要素もあります。

上げ下げ窓

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平面図

上下にスライドして開閉する窓です。上下2枚とも開くダブルハングと片方だけ開くシングルハングがあります。

場所を取らずに採光・通風が確保できるというメリットがあります。

縦すべり窓

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立面図
平面図

窓枠の上下に設けられたレールに沿って、窓を外側(室内側)にすべり出させて開けるものです。

勘違いしやすいのですが、上に開くわけではなく横に開きます。

横すべり窓

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立面図

窓を室外側に押し出して開けるタイプの窓です。

窓枠の左右に溝があるので、すべり出すことができます。窓ガラスが庇のようになるため、雨の日も窓が開けられます。

内倒し窓

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立面図

窓の下部を軸として、窓の上部を内側(室内側)に倒して開けるタイプです。

内部側へのみ開閉し、室外側にはみ出さないので、隣合う建物との間隔が狭い場所にも取り付け可能です。

外倒し窓

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立面図

窓枠の下部を軸として、窓の上部を外側(室内側)に倒して開ける窓です。

平行突き出し窓

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立面図

ハンドルを押すと窓が10cmほど外側に出る形式です。風が直接入らず、換気がスムーズに行えます。

オーニング窓

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立面図

複数の小窓を連結し、ハンドル操作で開閉する窓です。水平に重ねた複数の細長いガラス板をハンドル操作で開閉します。

「ルーバー窓」とにていますが、ルーバー窓と比べて機密性や水密性が高いといわれています。

面格子付窓

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立面図
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窓などの開口部に取り付けられた格子が付属の窓のことです。

台所、トイレ、浴室の窓や外に面した廊下などに、防犯のために取り付けられる事が多いようです。

シャッター

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立面図
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幅の小さい金属板をすだれ状に組み合わせた、巻き込む事のできる戸です。近年は住宅の窓につける例も増えてしました。

雨戸

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立面図
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防犯・断熱、遮音、遮光などを目的とし、縁側・窓などの外側に取り付ける戸です。最近は雨戸を使っている住宅はほとんど見ませんね。

まとめ

『建築士の製図試験で立面図書かないといけないんだけど、窓ってどうやって書くの?』『平面図の窓もごまかして書いてる』と悩んでいる方に向けて、立面図での窓の書き方、平面図の窓の書き方をご紹介しました。

窓は外部と内部を繋ぐ重要な部材です。製図試験では平面図も立面図もどんな窓がついているか確認されます。

ルールを守って製図試験で合格してもらえたら嬉しいです。

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