こんな疑問にお答えします。
この記事を読むメリット
- 照度計算の公式がわかる
- 照度の過去問の解き方がわかる
私のことを簡単に自己紹介すると、ゼネコンで10年ほど働いていて、一級建築士も持っています。
この記事はだいたい1分くらいで読めるので、サクッと見ていきましょう。
照度を計算するときの公式
照度を計算するときは逆二乗の法則と呼ばれる公式を使います。
照度E=I/r2
I:光度
r:距離
この公式はライトなどの光源の直下の照度を求めたい場合に使います。
照度を計算したい場所がライトの直下ではない場合、別な公式が必要です。
斜め下の場合は余弦の法則と呼ばれる公式を使います。
照度E=Icosθ /R2
R:斜めの距離
この公式は斜めの方向の距離を二乗したあとに、その垂直成分だけ抜き出すという意味です。
呼び名なんて何でも良いんですが、距離の二乗に反比例するということは必ず覚えましょう。
2019年一級建築士の環境・設備で出題された過去問【照度の計算】
この問題は公式通り解けば簡単に解ける問題です。
ちょくちょく出題されているので、この機会に解けるようになって一点ゲットしましょう。
それでは、さっそく問題を解いていきます。
過去問解説【照度を計算】
この問題はただひたすらに公式に当てはめてゴリゴリ計算するだけです。
一番から順番に計算しましょう。
解答1の場合
θが0なので直下の時の公式を使います。
E=100/2^2=25
よって1番は合っています。
解答2の場合
E=100/1 cos60°=50
よって二番も当たりです。
解答3の場合
E=25/0.5^2=25/0.25=100
よって三番も合ってます。
解答4の場合
E=50/0.5^2 cos60°=50/0.25 /2=100
200ではないので、正解は四番です。
まとめ
この記事では、「一級建築士の環境・設備で照度の計算でるけどなんかうまく計算できないな。」
こんな疑問にお答えしました。
まとめると、公式は簡単なので一度覚えてしまえば楽勝で得点ゲットできます。
この記事を参考に、素敵な照度計算ライフをお過ごしください。