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計算問題を捨てるのはもったいない【一級建築士の構造】

2020/02/23

一級建築士の構造って計算問題難しいし捨てても大丈夫かな?

こんな疑問にお答えします。

この記事を読むメリット

  • 一級建築士の構造の計算問題を捨ててOKかわかる
  • 構造の頻出計算問題がわかる
  • 計算問題の攻略方法がわかる

私のことを簡単に自己紹介すると、ゼネコンで10年ほど働いていて、一級建築士も持っています。

この記事はだいたい4分くらいで読めるので、サクッと見ていきましょう。

構造の計算問題を捨てるのはもったいない

構造の計算問題は得点源なので捨てないで勉強しましょう。

なぜなら、構造力学といっても電卓をたたけばすぐ解ける問題が多いからです。

具体的な例を出すと、下記の2019年一級建築士構造の問題です。

建築技術教育普及センター

これは計算しても解けますが、慣れると計算しなくても感覚で解けます。

簡単に解き方を説明しましょう。

計算しない解き方例

1と2と3が右側の支点だけ変わっています。4はこの中では特殊です。

なので、1と2と3で不安定なものを見抜きます。

この場合だと1がぱっと見で不安定です。右側の支点がローラーなので動いてしまうでしょう。

では2と3が安定ということになりますが、3が1より固定度が1つだけ上がっています。なぜなら、支点がローラーからピンになってるからです。

固定度が1つ上がって安定したということは、3が静定、2が不静定になります。

ですので、答えは3番になるということです。

このように計算しなくても、理論を理解していると一瞬で解けてしまうのです。

一瞬で解ける問題を捨てるのはとてももったいないと思いませんか?

練習すればできるようになります。捨てないで勉強しましょう。

では、どの問題を勉強すれば良いのかということをこれからご説明します。

頻出問題を勉強すればOK【たまにしか出ないのは無視】

構造の計算の勉強ですか、頻出問題を覚えておけばOKです。

なぜなら、頻出問題以外を解けるようになる努力はコスパが悪いからです。

とはいえ、全く勉強しないのはNGで、点数が伸び悩んだ時のためにとっておくという意味です。

具体的にどんなものが頻出かというと、軸力、静定・不静定、たわみ・たわみ角、水平剛性、座屈の5つです。

頻出① 軸力の計算問題

建築技術教育普及センター

軸力の計算問題は、図のような問題です。形が少し変わったりしますが、ほぼ同じ解き方でいけます。

こちらの記事で詳しく解説しているので、知りたい方はどうぞ。

頻出② 静定・不静定の判別問題

建築技術教育普及センター

静定・不静定の問題は、図のようにどれが不静定か、どれが静定かといった問題がよく出題されます。

だいたい計算しなくても解ける問題がでますが、たまに計算が必要になるので解き方も覚えておきましょう。

解き方はこちらで解説しています。

頻出③ たわみ・たわみ角の計算問題

建築技術教育普及センター

たわみやたわみ角の問題は図のようにたわみを計算で求める問題が頻出です。

基本的には公式を覚えて、使い方を間違えなければ解けます。

公式や使い方はこちらの記事で解説しています。

頻出④ 水平剛性の計算問題

水平剛性はいわゆる地震に対する抵抗力です。

この問題のように水平変位を計算したり、層ごとの柱の剛性の比を計算したりします。

水平剛性問題の解き方はこちらの記事で解説しました。

頻出⑤ 座屈の計算問題

座屈の計算問題は基本的に公式に当てはめれば9割解けます。

よく出題されるのは、この問題のように座屈荷重を計算する問題や、座屈長さを計算する問題です。

後日、改めて解説記事を作成します。

計算問題の攻略は解いた問題の数で決まる

計算問題が解けるようになるかどうかは、解いた量で決まります。センスではありません。

なぜなら、私ももともと構造計算の問題が解けなかったからです。

大学の頃に教授からセンス無いといわれましたが、ちゃんと一級建築士を取得できています。

厳しいようですが、計算問題が解けない人は単純に解いている量が足りません。

暗記するのと勉強量はさほど変わりないので、どんどん計算して解きましょう。

よくある質問 どれくらいの量解けばよいのか?

結論を言うと、7回同じ問題を解けばOKです。

なぜなら、7回も同じ問題を解いたら9割以上解き方を覚えます。

問題集を7周したことはありますか?解けないと言っている多くの人が、勉強したといっても1周~3周です。

解けるようになっている人は3周~5周はしています。苦手な人でも7周もすれば解けるようになるので、ぜひやってみてください。

まとめ

この記事では、「一級建築士の構造って計算問題難しいし捨てても大丈夫かな?」

こんな疑問にお答えしました。

まとめると、計算問題を捨てるのはもったいないのでやめましょう。

なぜなら、簡単に解ける問題がよく出るからです。

この記事を参考に、素敵な構造計算ライフをお過ごしください。

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