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【一級建築士の製図】フリーハンドのコツ【大切なのは練習】

一級建築士の製図でフリーハンドでも大丈夫って聞いたからフリーハンドで描きたいんだけど、コツってあるのかな?

こんな疑問にお答えします。

この記事を読むメリット

  1. フリーハンドで描く時のコツがわかる
  2. フリーハンドで書くおすすめの場所がわかる

私のことを簡単に自己紹介すると、ゼネコンで10年ほど働いていて、一級建築士も持っています。

この記事はだいたい2分くらいで読めるので、サクッと見ていきましょう。

一級建築士の製図でフリーハンドで描くコツ

一級建築士の製図でフリーハンドで描くコツは3つあります。

ポイント

  1. ぶっつけ本番でフリーハンドを使わない
  2. フリーハンドで描く場所を決める
  3. フリーハンドの練習をする

ぶっつけ本番でフリーハンドを使わない

まず、ぶっつけ本番でフリーハンドを使わないことが大切です。

なぜなら、多くの人がフリーハンドでもOKということは知っているのですが、本番で作図時間が足りなくて急にフリーハンドを使う人が多く、それで訳の分からないフリーハンドを書いてしまう人がいるからです。

具体的な例を言うと、エスキスに時間がかかってしまって作図の時間が足りなくなり、間仕切り壁をフリーハンドにして間仕切り壁に見えなくなってしまう、といったことがあります。

ですので、ぶっつけ本番ではフリーハンドを使わないようにしましょう。

フリーハンドにする場所を決める

では、ぶっつけ本番でフリーハンドを使わないためにどうすれば良いのかというと、

ポイント

  1. フリーハンドにする場所を事前に決めておく
  2. フリーハンドの練習をする

ということが大切になります。

具体的にどんな場所をフリーハンドにすればよいかというと、

ポイント

  1. 階段
  2. 家具、器具、トイレブース
  3. 外構
  4. PS、DS、EPS
  5. 間仕切り壁の下書き

上記をフリーハンドで書くのがおすすめです。

階段をフリーハンドで描く

まず、階段をフリーハンドで描くのがおすすめです。

なぜかというと、階段の段数や踊り場の広さは手書きで表現できるレベルですが、1段ごとの幅などは手書きでは表せないため、採点対象とならないからです。

例えば、階段の段数さえあっていれば、多少ぐちゃっとした線でも階段だとわかりますし、段数があっていれば法令に違反していないかがわかります。

なので、階段の踏面はフリーハンドで描いてOKです。

家具や器具、トイレブースはフリーハンドですませる

家具は圧倒的にフリーハンドがおすすめです。

なぜなら、家具だとわかれば十分だからです。

具体的な例を言うと、すごくきれいにテンプレートや定規を使って椅子を書いても、ささっとスケッチ風に書いても、椅子と分かればどちらも同じ点数になります。

家具だとわかれば同じ点数ですので、素早く描けるフリーハンドが良いでしょう。

トイレブースや便器などの器具関連も同様にフリーハンドでOKです。

トイレブースは間仕切り壁とは違うので、シングル線でOKでダブルの線にする必要はありません。

繰り返しますが家具や器具、トイレブースはわかれば十分なので、フリーハンドで描きましょう。

外構は全部フリーハンドでOK

外構は全部フリーハンドでOKです。

なぜなら、外構で描くのは駐車場や駐輪場、植栽程度ですが、全部フリーハンドで伝わるからです。

例えば、駐車場は長方形に斜め線を描いて駐車場と名称も書くので、フリーハンドで確実に伝わります。

ですので、外構は全部フリーハンドで大丈夫です。

PS、DS、EPSはフリーハンドで問題無し

PS、DS、EPSはフリーハンドで問題ありません。

理由は、一級建築士試験の製図は基本設計と同じなので、PS、DS、EPSがあって点検できることがわかれば十分だからです。

フリーハンドでOKなんですが、PSなど名称をしっかり書かないと何のスペースかわからなくなってしまうので、名称を確実に書きましょう。

繰り返しますが、PS、DS、EPSはフリーハンドでOKです。

間仕切り壁は下書きのみフリーハンドで描こう

間仕切り壁は下書きのみフリーハンドで描きましょう。

なぜかというと、間仕切り壁をフリーハンドで描くのはちゃんとした練習が必要だからです。

具体的な例を言うと、製図の練習で定規を使って線を引く練習をしますが、間仕切り壁をフリーハンドで描く場合、同じだけの時間をかけて練習をする必要があります。

そうなると、最初からフリーハンドで描くと決めていればOKですが、決めていない場合は作図の練習量が倍増するので、避けておくほうがよいでしょう。

ですので、間仕切り壁は下書きのみフリーハンドで描きましょう。

ここまでは、ぶっつけ本番でフリーハンドを使わないために、フリーハンドで描く場所を決めてきました。

では、最後にフリーハンドを練習しましょう。

フリーハンドの練習をする

最後に、フリーハンドを練習しましょう。

なぜなら、フリーハンドを練習せずには描けないからです。

例えば、ドラえもんを書くときにサラサラっと描ける人と描けない人がいます。

描ける人と描けない人の差は、それまでにどれだけドラえもんを描いてきたか、絵の練習をしてきたかの差です。

絵と同じように、フリーハンドを描ける人と描けない人の差も、どれだけフリーハンドで描いてきたか、フリーハンドの練習をしてきたかという差になります。

ですから、フリーハンドの練習をしましょう。

では、具体的にどんな練習をすれば良いかというと、

ポイント

  1. 線をフリーハンドでまっすぐに引く練習
  2. 標準解答例をフリーハンドでトレースする練習

の2つがおすすめです。

線をフリーハンドでまっすぐに描く練習は、ただひたすらに線を引きまくります。

これはあらゆる場所で短時間でも隙間があればできる基礎練習ですので、おすすめです。

標準解答例をフリーハンドでトレースする練習は、ただフリーハンドでトレースするだけになります。

トレースするだけでも1時間~2時間くらいはかかってしまうので、時間があるときにおすすめな練習です。

まとめ

この記事では、「一級建築士の製図でフリーハンドでも大丈夫って聞いたからフリーハンドで描きたいんだけど、コツってあるのかな?」

こんな疑問にお答えしました。

まとめると、

ポイント

  1. ぶっつけ本番でフリーハンドを使わない
  2. フリーハンドで描く場所を決める
  3. フリーハンドの練習をする

となります。

この記事を参考に、一級建築士の製図試験で作図時間を短縮しましょう。

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