こんな疑問にお答えします。
- 学科試験の直前期に何を勉強すべきかわかる
- 本番で力を発揮する方法がわかる
私のことを簡単に自己紹介すると、ゼネコンで10年ほど働いていて、一級建築士も持っています。
この記事はだいたい1分くらいで読めるので、サクッと見ていきましょう。
模試の復習が最強の勉強方法【直前期】
さっそく結論ですが、一級建築士の学科試験の直前期は、模試の復習が最強です。
なぜかというと、模試の問題は一級建築士試験によく出題される問題が多いから。
具体的なことを言うと、本番の一級建築士試験では6割~8割が過去問から出題され、残りが新傾向です。
では模試はどうかというと、全く同じ割合を意識して出題されています。
つまり、模試で良く出題される問題は、本番でも良く出題される問題なのです。
学科試験は頻出を攻略して足切り回避&得点UP
という訳で、模試を復習することで頻出問題を攻略しましょう。
理由はもちろん、頻出問題を確実に答えられることで、足切り回避&得点UPが可能だからです。
こういうと、次のような質問が来ます。
頻出問題がどれかわからない。どうすればいい?
結論を言うと、どの問題が頻出問題かを判別する必要はありません。
なぜなら、模試では新傾向の問題も出題されているので、模試を完璧に解けるようになれば、頻出と新傾向対策も同時にできるからです。
頻出問題は、1つの模試だけではカバーしきれません。
少なくとも3つの模試を完璧に復習しましょう。
模試をそもそも受けてない…どうすれば?
模試を受けてない人が直前ですることは、1つです。
残り全ての時間を頻出問題を解くのにあてましょう。
頻出問題をサクッと解けないようなら、確実にこの直前期で点数がアップします。
逆にサクッと解けるようであれば、合格ラインあたりの可能性があります。
手持ちの頻出問題をひたすら解きましょう。
頻出問題を持っていない人は今すぐ買いましょう。
ここまでは、本試験の直前期にいったい何をどう勉強すれば良いかを説明してきました。
これで直前の勉強は完璧です。
しかし、本番で力を発揮するためには、当日の準備だけでは足りません。
本番で実力を発揮する秘訣【当日急にやってもダメ!】
では一体何をすればよいのでしょうか?
基本的には2つおさえておけばOKです。
本番に合わせて生活リズムを整える
1つ目は、本試験に合わせて生活リズムを整えることです。
一級建築士を受ける方は、多くが激務やたくさんの残業を乗り越えながら受験しています。
すると、夜型の生活になっていたり、疲れがたまっていたり、体調が必ずしも万全ではありません。
なので、自分の力が100%発揮できるように、少しずつ本試験の時間割に合わせて生活リズムを整えましょう。
では、どうすれば良いのか。
夜間の勉強をセーブして早めに寝よう
夜遅くまで勉強していると、午前中から頭が最高に冴えわたることは、まずありません。
9時頃から頭が回転する起床時間を、自分で確かめながら、少しずつ寝る時間や起きる時間を調整すると良いでしょう。
個人的な感覚だと、8時間寝て6時~7時に起きると、だいたい9時頃にはフルパワーで試験にのぞめます。
自分は夜型だから無理かも・・・?
そんなふざけたこというのはやめましょう。
ここまで来て、眠くて試験の時にぼんやりしてた、とか笑えません。
だからこそ、前日、当日の準備だけでは間に合わないのです。
少しずつ時間をかけて、体調を調整します。
おすすめの方法は、自分の体調を、朝、昼、夜で5点満点で点数を付けることです。
そうすることで、何時間寝たから調子が良かった、何時に起きると何時頃に調子が良くなるのか、が少しずつわかってきます。
2週間くらいあれば調整が利きますので、ぜひ体調の点数をつけましょう。
道具のメンテナンス
2つ目は、筆記用具などの道具をメンテナンスしておくことです。
当然かもしれませんが、試験中にシャープペンが使えなくなったら、モーレツに焦りますよね。
消しゴムが無くなったら、もう1問もミスれないとてんぱって、問題に集中することなどできません。
ですので、筆記用具をメンテナンスしておきましょう。
具体的には、以下のことをしておけばOKです。
- シャープペンにゆるみがないかチェック
- シャープペンと消しゴムは念のため2個用意
- シャープペンの芯がちゃんとあるか確認
たったこれだけですが、不測の事態に備えておくことは大切です。
出来る限りの準備をして、本試験にいどみましょう。
まとめ
この記事では、「一級建築士の学科試験まであと少しだけど、直前期にどう勉強すればいいだろう?」
こんな疑問にお答えしました。
まとめると、模試を復習しましょう。模試を受けてないなら頻出問題をひたすら解いてください。
この記事を参考に、一級建築士試験の本番で力を発揮しましょう。