テレワークやリモートワークが始まって在宅勤務になったけど、家のネットが遅くてどうしたら良いかわからない
こんな疑問にお答えします。
この記事を読むメリット
- 無線Wi-Fiが遅い時の根本的な解決法がわかる
- 有線LANが遅い時の根本的な解決法がわかる
私のことを簡単に自己紹介すると、ゼネコンで10年ほど働いていて、一級建築士も持っています。テレワーク歴は1ヶ月ですが、色々試しながら環境改善中です。
この記事はだいたい2分くらいで読めるので、サクッと見ていきましょう。
無線のWi-Fiで作業してる場合の解決方法
無線のWi-Fiで作業している場合の解決方法は、ずばり有線にすることです。
有線LANにすると体感速度10倍
家の無線Wi-Fiから有線LANに変えると、明らかに体感速度が変わります。
なぜなら、無線の最大速度と有線の最大速度でそもそも大きく差があるからです。
ポケットWi-Fiを有線にすると速度アップ
具体的な例を言うと、私が使っていたポケットWi-Fiでは、速度が上記画像の870kbpsでした。込み合ってるからか、とてつもなく遅いです。
これをUSBで接続すると下記画像のように930kbpsとなり、約1.1倍に速度アップします。
速度アップは気持ち程度かもしれませんが、混線している場合などはもっと早くなるようです。
USBケーブルを選ぶ場合は、必ず通信ケーブルを選びましょう。充電専用のケーブルだと使えません。
ルーターのWi-Fiを有線LANケーブルに変換すると速度アップ
次にLANケーブルにした場合の速度がこちらです。200倍くらい速くなってますね。
ですので、ポケットWi-Fiの人で速度が遅くて困っている人は、有線LANケーブルに変更するのがおすすめです。
ポケットWi-Fiでもこんなに遅い人は珍しいですが、ほぼ確実に改善されるでしょう。
そんなことを言うと、無線が便利だから無線でどうにか対応したいと思うかもしれません。
実際無線の方が便利です。
ですが、あなたは実際に速度が遅くて困っているわけですから、遅くても便利な方を取るか、早い回線を取るかの決断をしましょう。
私はルーターの位置が遠かったので、30mのLANケーブルを買いました。
テレワークで図面をダウンロードしたりしなければ、無線LANでも十分に対応できますが、図面を見ながら作業をしたいのであれば有線LANに乗り換えましょう。
ポケットWi-Fiのままでは図面をダウンロードしたりするのはなかなかに無理があります。
auひかりは今キャンペーン中で最大92,500円還元してくれるので、お得です。
還元額の内訳は
・他社違約金30,000円還元
・乗り換えキャッシュバック25,000円
・初期工事費37,500円還元
ですので、乗り換えなくても新規開通で初期工事費37,500円が還元されます。
ポケットWi-Fiを変える
案外見過ごされているのが、ポケットWi-Fiを変えるという選択です。
ポケットWi-Fiはほとんどがドコモやau、ソフトバンクの回線を借りてネットを繋げています。
その借りている回線というのは、当然借りものですので、ネットが混雑してきたらあっさりとりあげられてしまうんです。
ですから、ネットが混雑しているとつながらないという状況が発生します。
それを独自回線を持っているポケットWi-Fiに変えると、他の回線の込み具合に関係なくつながるようになります。
これは盲点でした。
ちょっと今はおすすめのポケットWi-Fiが無いので、継続して探していきます。
有線で作業してる場合の対策方法
すでに有線で作業しているけどネット回線が遅い場合は、2つの対策があります。
プロバイダを買える・LANケーブルを交換する、IPv6で繋ぐの3つです。
プロバイダを変える
プロバイダを変えるとインターネットの速度が変わる理由は、プロバイダによって混雑度が違うからです。
具体的には下記の表のようにプロバイダによって平均速度が変わります。
プロバイダ | 平均速度 |
So-net光 | 301 Mbps |
ドコモ光 | 94 Mbps |
OCN光 | 104 Mbps |
BIGLOBE光 | 133 Mbps |
知名度や大手の安心感、サポートの充実など複合的に選ぶ必要がありますが、速度を重視するならNURO光の公式プロバイダであるSo-net光の一択です。
NURO 光そうは言うけど、よくわからないプロバイダと契約したくないという意見もあると思います。
実際その気持ちよくわかります。
ですが、正直全然聞いたことないようなところの方が安くて良いサービスを提供していたりもするので、名前だけで変な安心感を得ようとすると損します。
NURO光は圧倒的な爆速
ちなみにNURO光は光回線で唯一の2Gbpsです。めちゃ速い。他のサービスの倍の速度なので、サービス範囲に入っているか一度確認した方が良いです。
ちなみに私がNURO光にしてはかった速度はこちら。
ビッグローブの速度の約4倍です。
まさかこんなに早いと思ってなかったのですが、本当にはやいですね。
ビッグローブ光もそこそこ速い
ちなみにビッグローブでの実測した速さはこちらです。
たまたま早い時間帯なのかわかりませんが、そこまで遅くはありませんでした。
NURO光の難点は2つ。気にならないならNURO光にしよう
NURO光はめちゃめちゃ早いのですが、難点が2つだけあります。
サポートがあまり良くないことと、開通までの期間が長いことの2つです。
NURO光は開通までの期間が長い
工事が2回あるので一瞬騙されますが、申し込みから3週間ほどで1回目の工事が予約できました。
2回目が宅内工事から約3週間後に来ます。
なので、合計で開通までに6週間ほど必要です。
早くネットが使いたい人は、ポケットWi-Fiを貸してくれるので、かなり助かりますね。
宅内工事も屋外工事も、それぞれ1時間くらいですが、特にこちらで立会が必要なのは、最初と最後だけでした。
立会の内容は主に4つです。
- 工事始まる前の挨拶
- 機材を置いていい場所の確認
- ビス止めしていい場所の確認
- 工事完了の挨拶
さほど気にする必要はありません。
NURO光は電話が全然つながらない
電話が全然つながらないので、いろいろ良く分かんないから全部おまかせにしたいって人には向いてません。
そうは言いますが、コロナで忙しい時期も終わったので、さすがにサポートへの連絡がつくようになりました。それでも電話も全然繋がりません。
So-net光、NURO光を検討する場合はここからいくとキャンペーンで4.5万円キャッシュバックしてくれるみたいです。
NURO 光LANケーブルを交換する
LANケーブルの交換でインターネットの速度が変わる理由は、LANケーブルの規格によって速度が違うからです。
例えば、LANケーブルにはcat5やcat7といった種類があります。この種類によって理論値の速度が違ったり、電磁波からガードしてくれるレベルが変わったりします。
Cat5の理論値は100M、cat6の理論値は1G、cat7の理論値は10Gの通信速度です。
なので、カテゴリーの数字が大きいものを選ぶと早くなります。
そういうと、そもそも光回線の理論値が1Gbpsなんだから1G以上の回線を使っても速くならないんじゃ?と思うかもしれません。
確かに理論値通りに繋がればそうなのでしょうが、実際は理論通りにはいきません。
さらに、ルーターからパソコンの部分だけでも速くなると、単純にスピードアップします。
例えばcat5eの速度はこちらです。
一方cat7の速度はこちらです。
まさか私も1.7倍も速度が違うとは思いませんでしたが、これほどまでに差があります。
cat5eとcat7でこんなに違うなら、cat8を最初に買っておけば良かったです。
cat8はもっと速いでしょうから、ネット回線の速度に不満がある方は、ぜひLANケーブルを変えましょう。
IPv6で繋ぐ
なぜIPv6で繋ぐと良いかといういうと、IPv4とIPv6の2つがありますが、IPv6の方が混雑していないのでスピードが上がります。
自分がIPv4かIPv6のどちらか確認する方法は、こちらにアクセスすると確認できるで確認してみてください。
正直さほど速度は変わらないのではという意見もありますが、何もしないよりは全然マシですし、多少早くなります。
LANケーブルを変えたけど遅いのが気になる時は、IPv6にした方が良いでしょう。
まとめ
この記事では、「テレワークやリモートワークが始まって在宅勤務になったけど、家のネットが遅くてどうしたら良いかわからない」
こんな疑問にお答えしました。
まとめると、無線なら有線にする、有線ならプロバイダを変える、LANケーブルを変える、IPV6にすると速くなります。
この記事を参考に、快適なリモートワーク生活をお過ごしください。