パースの書き方がわからないな
平面図を使っていい感じにできないの?
こんな疑問にお答えします。
この記事を読むメリットは
- 平面パースの書き方がわかる
- とりあえずこの通り書けば平面パースができあがる
3分くらいで読めるので、サクッと見ていきましょう。
平面図を使った建築のパースはこの順番で書け!
平面パースは、次の順番で書くときれいに書けます。
- 平面図を書く
- 消失点を決める
- 壁の高さを決めて壁と床の際を書く
- 階段や家具を書く
- 見えがかり、床仕上げなどを書いてペンいれ
図面を書く【平面図】
まず平面図を書きます。
平面パースは平面図をもとに書くのが楽だからです。
例えばこれは二級建築士の解答例です。このように平面図からプランを抜き出して図面を書きます。
図面から書かなくてもできるという意見もありますが、確かに書けなくはありません。
しかし、パースを作るときに図面が無いと、パースを書きながら色々決めなければならず効率が悪いです。
なので、平面図を用意してパースを書き始めましょう。
消失点を決める【一点透視図法】
次に消失点を決めます。
なぜなら、消失点を決めないとキレイなパースにできないからです。
消失点を決めることで、一点透視図法なのか、二点透視図法なのかを決めることができます。
立体感をだすのに消失点は必須なので決めましょう。
消失点と各壁の角っちょの点を補助線を書いておくと、きれいに書きやすくなります。
補助線は最初は定規を使って感覚をつかむようにしましょう。
そういうと、消失点を決めなくてもかけると思う人がいるかもしれません。確かに書ける人はいます。
ですが、その人は大量に練習してきたから書けるのであって、初心者は消失点を決めた方が良いです。
壁の高さを決めて床と壁の際を書く
ここで壁の高さを決めて壁と床の際を書きます。
なぜ高さを決めるかというと、なんとなく書くと高さがバラバラになってちぐはぐなパースになるからです。
端っこの部屋が一番壁が見えて床面が見えなくなるので、端っこの部屋を基準に壁の高さを決めてあげると、良い感じの高さになります。
先に家具など見える部分から書いた方が良いと思うかもしれません。確かにその方法もあります。
ですが、パースに慣れてない段階で先に家具から書くと、壁の高さもバラバラになりやすいですし、バランスも悪くなりやすいです。
なので、壁から書いていきましょう。
階段や家具を書く
その後に階段や家具などを書いていきます。
なぜなら壁の高さが出てからでないと家具の高さや階段の高さが表現しにくいからです。
階段を見るとわかりますが、壁の高さがわからないと、階段の高さも変わってしまいますよね?
なので、壁を書いてから家具や階段を書きます。
見えがかり、床仕上げなどを書いてペンいれ
最後に見えがかりや床仕上げを書いて終わりです。
別にかかなくても良いんですが、書くと仕上がった感が出てうまく書けてるように見えます。
色を塗ったりしても良いですね。植栽を書いたりするとアクセントになってうまく見えます。
フリーハンドでこれは書いてますが、これくらいのパースはさっと書けるようになるとお客さんとの打ち合わせでも信頼されるようになります。
パースでないとお客さんは雰囲気つかんでくれないのでパースは手書きで書けるようになった方が良いです。
もちろんプレゼン用のパースは外注したりもするので、めちゃめちゃうまくなる必要はありません。
もっと深く知りたい人はこういう本もおすすめです。
断面でパースを書きたい人はこちらもどうぞ。
まとめ
この記事では、「パースの書き方がわからない、平面図を使っていい感じにできないの?」
こんな疑問にお答えしました。
もう一度おさらいすると、図面を書き、消失点を決めて、補助線を引き、壁の高さを決めたら家具を配置し、床仕上げを書いたら出来上がりです。
この記事を参考に、良いパースライフをお過ごしください。