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建築の設計やCADにおすすめのデスクトップパソコン【一番大事なのはCPU】

2021/01/28

建築の設計やCADに向いてるデスクトップパソコンってどんなのかな?違いが全然わかんない

こんな疑問にお答えします。

ポイント

  1. CADに必要なパソコンのスペックがわかる
  2. 設計やCADにおすすめのデスクトップパソコンがわかる

記事を読むのが面倒な人は、このデスクトップPCを買っておけば大丈夫です。

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私のことを簡単に自己紹介すると、ゼネコンで10年ほど働いていて、一級建築士も持っています。

この記事はだいたい2分くらいで読めるので、サクッと見ていきましょう。

なお、ノートパソコンがいい方はこちらの記事をご覧ください。

建築の設計やCADに必要なパソコンのスペック

建築の設計やCADに必要なスペックで大切なのは以下の4つです。

ポイント

  1. CPUは最低でもi5、できればi7以上
  2. GPUはQuadroがおすすめ
  3. メモリは16GB以上
  4. ストレージはSSDがいい

順番に説明していきましょう。

CPUは最低でもi5、できればi7以上

CPUは最低でもi5、できればi7以上にしましょう。

理由は、CADはCPUをすごく消費するからです。

具体的に言うと、

2DCAD<3DCAD<BIM

のように処理する情報が多くなればなるほどCPUの消費もとても大きくなります。

ですので、2DCADはi7以上、3DCADはi9以上、BIMはXeon以上にしましょう。

CPUは最重要

そういうと、それ以下でも動くじゃないか、という意見もあります。

確かにその通りで、動くには動きます。

ですが、サクサク動くわけではないので、作業するたびにフリーズしたりします。

それではまともに作業できません。

ですので、CPUはi7以上にしましょう。

GPUはQuadroがおすすめ

次にGPUですが、GPUはQuadroがおすすめです。

理由は、CADの推奨環境がQuadroをおすすめしているからです。

少し具体的な話をすると、GPUには大きく2種類があって、速度優先のものと精度優先の物があります。

速度優先のGPUはGeForce、精度優先のGPUはQuadroです。

そういった理由もあるので、GPUはQuadroをおすすめします。

GeForceでも動くがチラつくことがある

一方で、GeForceでも動く、という意見もあります。

確かにその通りで、GeForceでも動くんですよね。

ですが、ちらつきなんかは多少出ることがあります。

作業にすごく支障が出るということはないですが、集中力はそがれます。

ですので、GPUはQuadroがおすすめです。

メモリは16GB以上で多ければ多いほど良い

次にメモリですが、16GB以上で、多ければ多いほど良いです。

なぜなら、CADはとてつもなくメモリを消費するからです。

実際に私が使用していた時は、2DCADで16GB以上メモリを消費していたこともあります。

ですので、メモリは16GB以上で多ければ多いほど良いです。

メモリは机の広さと同じ

一方で、メモリは16GBもあれば十分だ、という意見もあります。

たしかに、そこまでたくさんCADを使う訳ではないのなら大丈夫でしょう。

ですが、メモリは机の広さと同じなので、多ければ多いほどいいです。

狭い机で作業するより広い机で作業した方が効率が良いですよね?

それと同じことなので、メモリは16GB以上で、できるだけ多く確保しましょう。

ストレージはSSDがいい

最後にストレージですが、SSDが良いです。

理由は、書き込みの速度が速いからです。

実際にCADを作業して保存する時などに、CADのデータは重いので保存に時間がかかります。

それの時間がSSDだと速いので、ストレージはSSDが良いです。

HDDでも大丈夫

一方で、HDDでも十分じゃないかという意見もあります。

たしかに、HDDでもそこまで大きく問題があるわけではないので、HDDでもOKです

というわけで、ストレージはSSDがいいですが、金額に余裕がないならHDDでも大丈夫です。

建築の設計やCADにおすすめのデスクトップパソコン

それでは、建築の設計やCADにおすすめのデスクトップパソコンを以下の3点にしぼってご紹介します。

ポイント

  1. 2DCADにおすすめのデスクトップパソコン
  2. 3DCADにおすすめのデスクトップパソコン
  3. BIMにおすすめのデスクトップパソコン

順番に説明していきましょう。

2次元CADにおすすめ エントリーモデル

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やはりBTOがコスパが最強

BTOパソコンとは、各メーカーで作られた既製品ではなく、好きな性能を組み合わせてある特性に特化したパソコンのことです。

メーカーのブランドがないので、同じ性能でも金額が安いのが特徴的でしょう。

第10世代core i5でCAD描画もスピーディー、メモリもあるので、込み入ったCADもちょちょいのちょいです。

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3次元CADにおすすめ コスパモデル

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第10世代のCore i7で3DCADでもフリーズしない 25万くらい

メモリもあるので、がっつり作業しても作業性が良いのでおすすめです。

描画も安定しています。

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BIMにおすすめ プロ仕様

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見た目は3DCAD用途同じですが、中身がパワフル 40万くらい

このレベルのパソコンだともう外見では違いがわかりませんね。

ゴリゴリ処理してくれます。

BIMってしょぼいパソコンだと挙動が不安定だったり、すぐフリーズしたりして作業しにくいのですが、さすがにこのPCだと結構改善されてますね。

本格的にBIM専用で使いたいなら、100万くらいするやつにしたほうがいいですよ。

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まとめ

この記事では、「建築の設計やCADに向いてるデスクトップパソコンってどんなのかな?違いが全然わかんない」

こんな疑問にお答えしました。

まとめると、

ポイント

  1. CPUは最低でもi5、できればi7以上
  2. GPUはQuadroがおすすめ
  3. メモリは16GB以上
  4. ストレージはSSDがいい

となります。

これらの要素を踏まえたうえで、2DCAD用なのか3DCAD用なのかBIM用なのかを加味して選んでください。

この記事を参考に、建築設計やCADに使えるパソコンを新調しましょう。

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