働きながら一級建築士を取るのって大変なの?どうやったら働きながら一級建築士になれるんだろう?
こんな疑問にお答えします。
この記事を読むメリット
- 働きながら一級建築士を取るのに何が大変かがわかる
- 働きながら一級建築士になるにはどうすれば良いのかがわかる
私のことを簡単に自己紹介すると、ゼネコンで10年ほど働いていて、一級建築士も持っています。
この記事はだいたい2分くらいで読めるので、サクッと見ていきましょう。
働きながら一級建築士を目指すのはツライ
正直、働きながら一級建築士を目指すのは相当ツラいです。
理由は3つ。
ポイント
- 勉強する時間を作るのが大変
- 学校に通う金額が高い
- 周りに迷惑をかける
この3つが特にツラい部分になります。
では、具体的にみていきましょう。
理由1:勉強する時間を作るのが大変
理由の1つ目は、勉強をする時間を作るのが大変という点です。
なぜなら、合格するのに必要な勉強時間が週30時間だからです。
具体的に言うと、週30時間ということは、平日は2時間勉強すれば土日は10時間ずつ勉強する時間を作らないといけません。
平日2時間も勉強するのに、普段から2時間残業してたら、家事をする時間と余裕はなくなります。
理由2:学校に通う金額が高い
理由の2つ目は、勉強するための資格学校に通う金額が高すぎるという点です。
なぜ学校に通うのかと言うと、何を勉強したらよいかわからず、一人で勉強できないからです。一人で勉強できる人には関係のない理由ですね。
資格学校の学費で具体的な例を言うと、大手資格学校のS社は年間100万円以上かかるコースもあります。
もちろん金額に見合うだけの宿題や講義の内容なのですが、さすがに年間100万円払うのはツラいです。
不合格だったら翌年も100万円ですから、一発で合格したくなります。
通信制でも20万程度はかかるので、金額がツラい人は独学一択になるでしょう。
理由3:周りに迷惑をかける迷惑
3つ目の理由は、周りに迷惑をかけることになることです。
普段から残業をしている人であれば、職場の人にお願いして残業を減らしてもらうようにしないと勉強時間が確保できません。
家族がいる方は、家にいる時間も勉強に集中するため、家族との時間をじっくり過ごせないでしょう。
そうなれば当然周りの人で不満に思う人も出てきますし、迷惑をかけることもあります。
何年も受験し続けると、受験すること自体を反対されるようになるので、周囲の理解は必要不可欠です。
このように、働きながら一級建築士を目指すことはツラいこともたくさんあります。
では、それでも働きながら一級建築士を取得するにはどうすればよいのでしょうか。
これから説明していきます。
どうすれば働きながら一級建築士に合格できるのか
では、具体的にどんな行動を取っていけば、働きながら一級建築士に合格できるのでしょうか。
大きなポイントとして3つあります。
ポイント
- 飲み会を全部断る
- 空き時間をすべて勉強に使う
- 周囲の人にお願いをして協力してもらう
この3つを徹底することで、働きながら一級建築士になれる道が見えてきます。
飲み会を全部断る
まずは飲み会を全部断りましょう。
理由は大きく3つあります。
ポイント
- 飲み会の時間を勉強に使える
- 一回で合格しようと思える
- まわりの人の理解が得られやすくなる
順番に確認しましょう。
飲み会の時間を勉強に使える
単純な話ですが、みんなでお酒を飲んでいるときに勉強できる人はいません。
居酒屋で勉強している人を見たことありませんよね?
1度飲みに行けば2時間と4000円がかかります。2次会まで行けば2倍かかるので、合計4時間と8000円を消費します。
その時間がそのまま勉強にあてられると、それだけで平日の勉強時間の目標を達成できるのです。
目標も達成して、さらに1万円近くも節約できるので、やらない理由はないでしょう。
一発合格しようと思える
飲み会を断って勉強すると、1回で合格しようと思えます。
なぜなら、普段なら過ごせる楽しい時間を削って勉強しなければいけないので、来年も同じ気持ちを味わいたくないと感じるからです。
楽しい時間をゆっくり過ごすためにも、1回の受験で合格できるのが一番コストパフォーマンスが良いでしょう。
飲み会を断って一発合格してください。
周りの人の理解が得られやすくなる
飲み会を断ると、周りの人の理解が得られやすくなります。
理由は、飲み会を断ってまで勉強している、ということはとても勉強を頑張っていて熱心だと思われるからです。
勉強を本気で頑張っていると思われると、案外周りの人は協力的になります。
具体的には、残業をあまりさせないように配慮してくれたり、勉強に集中できるように簡単なことは手伝ってくれるようになります。
飲み会を断って、周りの人にどんどん協力してもらいましょう。
空き時間をすべて勉強に
働きながら一級建築士に合格するなら、空き時間をすべて勉強にささげてください。
なぜなら、空き時間をすべて勉強に使うと、意外にも勉強する時間がしっかり確保できるからです。
例えば、空き時間には昼休みや通勤の時間があります。
昼休みは1時間、通勤も行きと帰りで1時間ずつかかっているとしたら、それだけで合計3時間勉強できます。
さらに、ちょっとした打ち合わせの間の待ち時間、業務と業務の間の移動時間、仕事の休憩時間などたくさんの時間を使うことが可能です。
これらのちょっとした空き時間すべてを使うと、1日で1時間〜2時間くらい勉強できます。
そうなると、空き時間をすべて勉強できると、1日4時間勉強できてしまうのです。
すべての空き時間を勉強についやすと覚悟を決めましょう。
周りにお願いして協力してもらう
最後のダメ押しとして、周りの人に協力をお願いしましょう。
理由は、周りの人にお願いすることで、自分を追い込むことができるからです。
例えば、「一級建築士にどうしても合格したいので、残業は勘弁してください」とお願いすれば、ある程度の会社では勉強に集中させてくれます。
「今年合格したいから、勉強に集中させてほしい」と家族にお願いすれば、家事の負担を減らしてもらえるでしょう。
周りにお願いをした分、合格しないといけないプレッシャーが、さらに勉強しないといけないという気持ちにつながります。
ですので、周りの人に協力をお願いしましょう。
まとめ
この記事では、「働きながら一級建築士を取るのって大変なの?どうやったら働きながら一級建築士になれるんだろう?」
こんな疑問にお答えしました。
まとめると、働きながら一級建築士を取るのはめちゃくちゃ大変だけど、飲み会断ったり、空き時間を勉強についやしたり、周りのみんなに協力をお願いすれば意外となんとかなります。
この記事を参考に、一級建築士を働きながら取得しましょう。